日本で史上最高の相続納税者はだれ?トップ5ランキング

日本にはかつて「高額納税者公示制度」というものがあり、数千万円から数億円単位の高額納税者の氏名や申告所得額、納税額などが公にされていました。

いわゆる長者番付や高額納税者番付といったものがテレビや週刊誌を騒がせていた時期がありましたが、これは公示された高額納税者の名簿を元に出されたものだったわけです。

この公示は所得税、法人税、相続税について行われていましたが、2006年に廃止されました。

高額納税者公示制度が廃止された理由としては、個人情報の保護と犯罪抑止があります。

2005年に個人情報保護法が全面的に施行されたため、社会全体に自分のプライバシーを他人に知られたくない、という風潮が広がりました。そもそも高額納税者公示制度はプライバシー保護の観点から廃止論が根強かったため、個人情報保護法の施行と時を同じくして廃止する方向に流れが傾きました。

また、高額納税者のリストはいわば資産家リストでもあるため、強盗や誘拐といった重大犯罪のターゲットにされる恐れがありました。高額納税者のリストはその手の名簿屋にいけば詳細な住宅地図と共に住所や名前、家族構成などを簡単に入手することが出来、実際にこれらのリストを元に起こしたと思われる犯罪も発生していました。

ただし相続税については、大きな会社の創業者が亡くなった時などにその創業者が有していた自社株が相続される際、財務局に株主の変更報告書が提出されるためにそこから逆算してどの程度の財産を相続したのか類推することが可能になります。

ここでは明確な数字が公表されている2006年までの相続を元に「相続税ランキングトップ5」を見てみたいと思いますが、その前に「日本で最も多くの遺産を遺して亡くなった人」であるパナソニック創業者の松下幸之助氏の例を最初に見てみましょう。

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