M.M様の相続体験談:庶民感覚の相続
相続の庶民感覚
サスペンスドラマなどで、財産相続の配分巡る骨肉の争いなどがモチーフになっているのをよく見る事があります。
資産家の家庭がその舞台です。多くのお金があれば、そういう気になるのでしょうか。
庶民感覚では、そんな気持ちは余り理解できません。
私の父親が亡くなった時、母は私達兄弟3人に、父が働いて残した貯金の一部だとして、お金をくれました。
法律では、母が半分の資産を相続し、残り半分を私達兄弟で当分に分ける規定になっていますが、私達兄弟は誰一人として、遺産相続の配分など考えてもいませんでした。
むしろ、母が一人で残されて、遺族年金と本人の国民年金で、その後の生活が成り立つのかが心配でした。
母は大丈夫と言うだけで、その言葉を信じて見守っていました。
母が90歳になり、食事などの生活介護を兄弟でするようになった時、私が全ての預貯金を調べ、母のお金を管理し、母には小遣いを年金収入から渡すようにしました。
おりしも、おれおれサギが横行していた時期でした。
母のお金を管理するようになって、父が亡くなった時に、40%程度の預貯金を私達に配分してくれた事を知りました。
母が爪に火を灯す様に貯えて居た預貯金は、ケチる事なく母のために使い、それでも少し残れば、兄弟で仲良く分けるのが当然と思っています。
少しの預貯金以外には、借地に建つ価値のない古い自宅のみで、そんな庶民にとっては、それが相続に関する思いではないでしょうか。
オール相続からのコメント
テレビドラマや小説の世界では相続をめぐって骨肉の争いが行われています。
現実の世界でも、骨肉の争はありますが、争いのない相続もあります。
争いのない相続に共通して言えるのは、親族間でのコミュニケーションがよく取れていることです。
財産が多くても、少なくても、争いのない相続となるようにご自分から親族に対してコミュニケーションをとってはいかがでしょうか。
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