ブラン様の相続体験談:介護をしなかった兄弟
相続体験談:介護をしなかった兄弟1
祖父が亡くなった時に、父とその弟妹の兄弟間で壮絶な争いがありました。
それは生前に全く祖父の介護をしなかった叔母さんが財産の権利を主張して攻撃してきたのです。
生前に叔母さんや叔父さんには500万円以上の贈与をしていたのですが、それでも足りなかったみたいです。
それで祖父が建てたアパートなどの不動産のローンの支払いも、実はうちの父と母がほとんどしてきたのにその分も自分が贈与すべきだと怒鳴ってきたので、父と兄弟の間でものすごい喧嘩になりました。
叔母が相続権を主張した理由
それにしても何故親類の叔母さんがそこまで財産に執着したかというと、それは叔母さんの息子がローン地獄に陥っていたからなのです。
お金って人を変えるなとその時に実感しました。
実の両親の介護はしたくないけど、財産だけ欲しいというような気持ちになるのは何故だろうと私は不思議でなりませんでした。
でも、もし祖父が生前に父と叔父さん、叔母さんと弁護士さんと一緒に財産分与についてしっかり納得がいくまで話し合っていたらきっとこんな風に絶縁状態には陥らなかったと思います。
私はそんな兄弟間でのお金に狂う姿を見て、自分は絶対に住宅ローンや車のローンなんてしないぞと決心しました。どちらにしても、財産ってお墓や親族の老後をしっかり守れる人にこそふさわしい物だと思います。
相続体験談:介護をしなかった兄弟2
亡くなった祖母の財産を巡って、親類の間で言い争いがありました。
それはうちの母の実の母だったのですが、母は何も要りませんと主張していたのですが、姉妹の叔母さん二人でひどい喧嘩になったみたいです。
祖母の財産といっても古い家屋と土地、そして数百万円程度のお金ぐらいでした。 こんな事で争う叔母さん達がかわいそうだと思いました。 でも第三者の私から見ていて、祖母の財産はずっと一緒に住んでほとんど一人で介護していた叔母さんが全て受け継ぐのが当然だと思いました。
介護をしていない叔母が権利を主張
でも全く介護をしなかった一番上の叔母さんが自分の法律上の権利を主張してきたのです。 その叔母さんは実はかなりのお金持ちだったのですが、自分の娘息子のために必至で権利を主張していたようです。
そんな中、自分の母は黙って何も要りませんといっていたので偉いなと思いました。 そんな立派な母の姿を見て、私もお金にガツガツしたり、借金をしておかしくなったりしないように気を付けようと思いました。
でも今回の遺産騒動もきっと祖母の生前、もしくは死後でも弁護士を立てていればもう少し穏やかな話し合いが出来たと思っています。 こういったお金に関わる問題は、やはり法律の専門家に任せるのが一番だと思いました。
オール相続からのアドバイス
共同相続人が兄弟のような場合で、その中で一人だけ親の介護をしているケースなどはよくあることです。
このような場合、相続において「寄与分」といって少し多めに相続財産をもらうことができる権利が発生するのですが、実際にはその価額がどの程度が妥当なのか、どの程度で折り合いをつけるのか、また介護をしていなかった兄弟の側で法定の相続分を譲らないなど難しい問題が立ちふさがります。
このような争いにならないためには、遺言書の存在は必須ともいえるでしょう。
ですので今あなたが介護を受けている側であれば遺言を残しておいてあげるように、あなたが介護をしている側である場合には遺言書を書いてもらっておいたり、どの程度の介護等をしたのかが分かる資料を残しておくことが必要です。
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