なぜ相続税を増税するのか?その背景と理由。
2015年1月1日に改正相続税法が施行され、相続税が事実上増税されることになります。ここではその内容と背景、理由について考えてみます。
改正の内容を解説
基礎控除が小さくなる
2015年改正の最も大きなポイントは「基礎控除額の4割削減」という点でしょう。
基礎控除とは言うまでもなく「相続財産の合計がこの金額以内であれば相続税を納める必要はありませんよ」という枠のことです。2014年時点では、日本で発生する全ての相続の中うち相続税を納める必要のある相続の割合は約5%にも満たないとされています。つまり約95%以上の相続人が相続税を納める必要なく相続手続きを終えているわけですが、これは基礎控除という制度が存在するから、というのが大きな理由の1つです(もう1つの大きな理由として「小規模宅地の評価減の特例」があります)。
その基礎控除の金額ですが、2014年までは「5000万円+1000万円×法定相続人の数」となっていました。
例えば法定相続人が配偶者と3人の子どもの場合、基礎控除額は9
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