生活習慣病予防健診を活用しよう

生活習慣病予防健診は、被保険者の場合は35歳および40歳以上で、被扶養者の場合は40歳以上で補助金を受けて健診を受けることができます。市町村によって検診の時期や費用に違いがありますので、各自治体にて確認するようにしてください。

生活習慣病予防健診の内容

特定健康診査は、生活習慣病を予防することと、病気の早期発見が目的です。診査での検査結果を元に生活習慣での健康管理に役立てる事ができます。

①一般健診
年に一度行う定期検診で、医師による診察と、尿と血液の検査、胸や胃のレントゲン検査など、三十項目の全体的な検査を行います。

②付加健診
一般健診へ気になる項目の検査を増やすことができます。

幅広く健康チェックできるのと、病気の早期発見に役立ちます。結果によって、生活習慣の改善など健康管理に活用できます。

③乳がんや女性特有のがん検診
医師による問診や視診、触診を行い、マンモグラフィー検査を行います。
マンモグラフィー検査は体への負担も軽く、短時間で乳がんにともなう病変の有無の発生を調べられます。子宮頸がん検診は、子宮頸がんが発生しやすい部位から直接細胞を採取して調べる事により、子宮頸がんになる前の段階で病変を調べる事ができる精度の高い検査です。

上記の健診が一般的な内容となり、必要であれば任意で肝炎ウィルスの検査も行えます。生活習慣病予防健診を活用することによって健康管理への意識を高めるとともに、結果と生活習慣を照らし合わせ未然に病気を防ぐために役立てます。

生活習慣病予防健診の検査の種類

①医師による問診と測定

医師による問診から始まり、身長や体重を測定し、肥満度のチェックも行います。この検査ではBMI値を計る事ができ、現在の内臓脂肪の状況を具体的な数値で知る事ができます。

②血圧検査

生活習慣病の一つの基準となるのが血圧です。日本高血圧学会の治療ガイドラインで定められている数値は、
最高血圧は160mmHg
最低血圧は100mmHg
を正常の範囲とし、それを超えている場合は高血圧や、低血圧と診断されます。

生活習慣病において最も大切な検査項目の一つで、家庭でも毎日数分で測定することができます。健康管理での重要な指標となりますので是非、血圧測定を習慣付けましょう。

③脂質の検査
血液中に含まれているコレステロールを測定する検査で、悪玉コレステロールや血中脂肪の数値を確認します。
【基準値】
総コレステロール 140~190mg/dl
中性脂肪 150mg/dl未満
HDL-コレステロール 40mg/dl以上
LDL-コレステロール120mg/dl未満
基準値を超えている場合は、なにかしら食生活や生活習慣が乱れている可能性があります。大きく数値が超えている場合は治療が必要になってきますので、医師による診断が必要です。

④肝機能検査
肝機能検査では基本的な肝臓の数値を調べる事が出来ます。
GOT、GPT、γ-GTP、ALP、アルブミン、総ビリルビン、LDH、アミラーゼなど、基本的な肝臓の健康状態を調べられます。
γ-GTPが上昇する原因としては、コレステロールの高い食事を取りすぎている場合や、お酒などアルコールの過剰摂取が原因になります。
この数値を元に、お酒の飲み過ぎかどうかと、肝臓の慢性的な疲労度を確認できます。

生活習慣病予防健診で、健康状態を管理する

生活習慣病予防検診は、受けるだけでは最大限に効果を発揮することはできません。

それを受けることによって知り得た結果を、今後の食生活や生活習慣にどのように活かし、健康管理していくかということが大切になってきます。生活習慣病は患ってからでは治療することがとても困難です。生活習慣病予防健診の結果と今現在の食生活や生活習慣とを照らし合わせて、悪習慣を好習慣に改善していくことが健康を維持していく最大の秘訣です。

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