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たろちゃん様の相続体験談:実家に舞い戻った放蕩息子

体験談 2015年12月4日 閲覧数:70

投稿者:たろちゃん様

これは私の身近で起きた相続に関するトラブルです。 私の近所に老夫婦が、夫婦二人で一軒家に住んでいました。 二人とも温厚な方で、庭でとれた野菜をわけてくれたりしてくれていました。 ある夏はオクラが出来すぎて、大量に頂いたことを憶えています。

二人とも元気そうに見えたのですが、ご主人はしりもちをついて骨折したのをきっかけに入院し、その後しばらくしてご主人は寝たきりの状態となりました。 奥さんも気落ちしたのか、だんだんと認知症が疑われる状態になっていきました。 その後夫婦二人での自宅での生活が難しくなったようで、ご主人は病院、奥さんは認知症対応の施設で暮らすこととなり、自宅は空き家となりました。

夫婦には息子二人がおり、下の息子がときどき空き家となった自宅の管理に訪れていました。 弟の方は出来がいいのだけど、兄の方は定職に就かずにふらふらしており、お金の無心してきて困ると奥さんが何度か言っていました。

数年後、ご主人が亡くなりました。 空き家となっている自宅はどうするのだろうと気になっていたのですが、いつの間にか上の息子が住んでいるようでした。 上の息子は近所付き合いをするタイプではなく、逆にいろいろともめごとを起こしてくれました。

私は老夫婦と親しかったため、奥さんや下の息子にちょっと困ってるのですがと相談することになりました。 その時に分かったのですが、自宅に関して相続で揉めているとのことでした。 老夫婦は、上の息子には何度もお金を無心されたため、親子の縁を切りたい、遺産についても相続させたくないと考えていたそうです。

しかし、ご主人は相続に関して何の手を打つ事もなく亡くなってしまいました。 ご主人の遺産は少しの預金と自宅でしたが、上の息子が相続分を主張して自宅に入りこんでしまい、奥さんと下の息子としても自宅を売却し奥さんの生活費に充てる事が出来ず困っているということでした。 遺産分割協議にも応じないそうです。

専門家に相談したところ、上の息子に相続させたくないということであれば売却も含めて遺言を作成しておくべきだったとのことでした。 遺言がないため、上の息子が法定相続分を主張し自宅を使用することができてしまうのです。 結局、家庭裁判所で遺産分割の調停を進めることとなりました。 解決まで数年かかることもあるそうです。

ご家族は、もっと早くに相談しておけばこんなことにはならなかったのにと悔やんでいます。 家族内での揉め事があったため相談できなかった気持ちは理解できますし、私でもどうしたかはわかりません。 ただ、こんなどうしようもない状態になるのなら早いうちに相談にすべきなのだと、今はそう思います。

オール相続からのアドバイス

遺言で「長男に相続させない」と書いても効力はなく、民法で定められた相続人が最低限相続できる「遺留分」という制度があります。ですから、長男に相続させないことは遺言では難しくなります。早くに次男の方とよくご相談しておけばよかったといえるでしょう。専門家によっては、信託などの方法で解決に導く方法をコンサルティングしてくれる先生もいらっしゃいますので、一度ご相談されてはいかがでしょうか?

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