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サンド様からの相続体験談:生前に遺留分を要求してきた兄弟に対して祖母がとった有効な手段

体験談 2015年12月4日 閲覧数:172

投稿者:サンド様

15年近くでしょうか、祖母名義のマンションで私と母と祖母の3人で暮らしてきました。祖母には子供が私の母親を入れて3人いました。私から見ても祖母の子供たちは親不孝だったと思います。全然祖母に連絡をよこしたこともありません。母の日や正月にも連絡がありませんでした。私としては祖母に対して元気かぐらいの連絡をよこしもしない彼らに対してあまり良い印象を持っていませんでした。

祖母と母と私は仲良く過ごしてきたと思います。ですが祖母が85歳になったときです。心臓を悪くして入院をしてしまいました。祖母は糖尿病の病歴があったのですが、糖尿病の合併症で心臓に負担がかかり心不全になったのです。母が祖母が入院したことを祖母の息子たちに教えました。

彼らは祖母の病状を聞いて危ないと思ったのでしょう。次の日にやってきました。そこで祖母の元気の姿を見て安心したのでしょう。その姿を見て私はなんだかんだ言ってもやはり親子なのかなと思いました。ですがそれは見せかけの姿でした。

その日は帰ったのですが、彼らは次の日にまた病院にやってきて、遺産や遺言はどうなっているのか祖母に問いただしたそうです。祖母は子供たちにあんたたちには遺産は一切やらないと言ったそうです。

彼らは「自分たちには遺産を貰う権利がある。遺留分という言葉をしっているのか?」と祖母と母に言ったそうです。母たちはそのときまで遺留分について知りませんでした。彼らは立て続けに「母さんが死んだら、今住んでいるマンションは売却してお金にする。そこで遺産としてもらう」と言ったそうです。

病院から帰宅後に母からこの日の出来事を聞いた自分は腹が立ってしょうがありませんでした。そして遺留分というものがどうなのか詳しく調べてみました。相続人のために民法上確保された一定割合の相続財産のことを遺留分というようです。

なぜ遺留分ができたかと言うと、遺産を残す人が死んだときに、遺産を好きなように配分できるなら、残された家族にとって問題が発生します。遺産を残す人が家族に遺産を残さないで愛人に全部遺産を上げるなんてことになったら家族はたまったものではないですよね?

このように遺留分というシステムが適切な法律だということもしりました。祖母は退院後に弁護士に相談をしにいきました。そして弁護士の提案に従い、生前贈与で祖母はマンションを私にくれました。長く住んでいるマンションなので時価評価額が安かったのも私たちにはありがたいことでした。

また、税金のかからない金額を毎年贈与してくれました。祖母は6年後に亡くなりましたが、祖母の行動によって、子供たちへの遺留分はほとんどなくなりました。今でも母と二人でこのマンションに住んでいます。

オール相続からのアドバイス

体験談の方のように生前贈与をうまく利用しながら財産を分けるのは賢明な方法です。生前に弁護士の先生にご相談されたのが功を奏したのですね。生きているうちに遺留分を減らすことは”相続”が”争続”となることを防ぐ有効な手段でして、大変参考になる良い例です。

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