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あんちゃん様の相続体験談:祖父が生きているうちから親族争い

体験談 2015年12月4日 閲覧数:230
 

投稿者:あんちゃん様

祖父がパーキンソン病を患い、入院期間も長くなってきた頃に、 当時、看病を仕事をしながらほぼ一人でやっていた私の母は、 空き家になっていた祖父の家に引っ越しをしようと言い出しました。

 

病院への距離が短くなるために通院が楽になることや、 今後祖父が退院できたとして同居が必要になってくることを考慮してのものだったと思います。

 

今まで住んでいたマンションでは手狭になることもあったと思います。
父方の両親はもうすでに亡くなっていたので、父も同意し、祖父宅へ引っ越しをしました。

 

当時の母は、あくまで祖父のことを考えての行動だったのにも関わらず、そこから親戚一同が騒ぎ出すことになります。

 

祖父の見舞いにもほとんだ来なかった母の妹や、祖父の弟に祖父のいとこまでが激しく病院や私達の住む祖父宅を訪れては 「家はもう処分してしまおう」と言い出すのです。母の妹からすれば、自分が貰える権利のある財産を姉に独占されるのではないか、 といった不安が出てきたのでしょう。

 

他親戚にとってみれば、あてにしていた財産が目前で奪われる焦りにかられたのかもしれません。 そこで私がびっくりしたのは祖父自身が「退院後は弟やいとこのいる地域に行ってお世話になる」と言い出したのです。
病院に足繁く通う弟などに何か言いくるめられたのかもしれません。

 

 

私の母は呆れ果て、「全ては皆に任せる。好きなようにすればいい」と投げ出してしまったのです。

 

自分の父を毎日看病することの結果がこんなことになるなんて、という絶望も判る気がするのですが、 その後祖父は案の定「自分の家は弟やいとこに譲る。娘2人には譲りたくない」という遺言書まで書かされてしまったのです。これに激怒したのが母の妹です。

 

母の妹はこちらにもと弁護士を雇って財産奪回に奮闘しました。そして祖父を説得し迎えに行き、自分が指定した病院に入院をさせました。

 

母はその財産争いにはまったく関わらなかったのですが、数年後に母の妹が看病する祖父はやせ細った見違える姿で亡くなってしまい、私達孫もひさしぶりに会った姿が祖父の人生最後の姿でもありました。
葬式に財産争いに敗れた祖父の弟やいとこの姿はなく、母の妹が取り仕切るなかで行われました。

 

そして葬儀のあとは、母の妹は母に念書を書かせ「私は財産奪回を手伝っていないので一銭も要りません」と書かされました。

 

結局、財産は母の妹一人が独占することに。その後は母は妹とは縁を切りましたが、 未だに泣きついて許してくれと懇願してきているのを無視しているような状態です。

 

私の母は「財産は要らない」という強い意志があったのでいいのですが、もし自分の身内に相続する権利などが発生すると自分でわかってからは、法定相続分や遺留分に関する知識を勉強しておく義務があるのではないか、とその時に感じました。

 

私はその後に少し法律を学ぶ機会がありましたので、今ではなんとなくはわかっていますが相続分というのは
その権利取得するために努力したかどうかではなく、自然に受け継ぐことができるものだということ。
親類などの間で納得がいかないことが起きた場合には司法の力を借りなければならない、ということを体験と身をもって知りました。

 

そして私の経験したケースでいえば祖父。相続をさせる本人が、まずはしっかりとした意志を持って自分の財産の行く先を管理しなければならない、ということも学びました。病気を患ってからなど、心身が弱ってからでは遅いのかもしれません。

オール相続からのコメント

体験者様の祖父の法定相続人は体験者様の母と母の妹となります。遺言があれば、祖父の弟、祖父のいとこも相続人となることは可能ですので、祖父のご意思を生前から遺言で明確にしておけば、無用な争いは避けることができたかと思います。

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