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chiri-men様の相続体験談:母の遺産相続で美術品が出てきた、鑑定方法はどうする!?

体験談 2015年12月4日 閲覧数:191

投稿者:chiri-men様

母が亡くなった時、私が遺産相続をしました。借金などは何もなかったので、単純相続です。

 

ふつう、親が亡くなって遺産相続する際に問題になるのが不動産でしょう。預貯金は基礎控除内の額だったとしても、持ち家があるとその評価額によっては、相続税を支払う義務が生じてしまうわけです。

 

私の場合、助かったのは、母には不動産の財産がなかったこと。実は、父は私が中学の時に亡くなっているのですが、その時は父の建てた一軒家に暮らしていました。母が相続の手続きをすべてしたので、詳しいことはわかりません。ただ、その後、すぐに家を売って賃貸マンションに引っ越すことになったのは、やはり持ち家にかかる相続税のためだったにちがいありません。

 

中学生の私は、「そういうものなんだろう」ぐらいにしか感じていませんでしたから、母の苦労やどんな手続きをしたかは、まったく不明です。ただ、その時に家を処分しましたので、母が亡くなったときには、不動産関係の相続問題はまったく起こらなかったわけです。

 

晩年、母は私の買った分譲マンションで、私たち家族と同居していました。私は一人っ子ですから、相続者は私だけです。母が残した遺産は、2300万円の預貯金のみ。国民共済には入っていましたが、病気や怪我で入院したときのためのもので、いわゆる生命保険には加入していませんでした。国民共済で死亡時に下りたのは50万円だけですから、葬式代のほうがはるかにかかったことになります。

 

母が亡くなって少しして、いちおう調べてみたところ、相続税の基礎控除よりずっと少ない額であることがわかり、「これで面倒な手続きはしなくていい」と安堵。ところが、ある親類から、気になることを言われたのです。

 

それは、母が残した美術品。もともと、母の父、つまり私の祖父から引き継いだものがほとんどでしたが、母も親の血を引いたらしく、高齢になってから、自分でもいくつか美術品を買い求めていました。

 

多くは掛け軸で、額に入った絵も数点あります。全部で16点。しかも、鏑木清方、伊東深水、川合玉堂など、日本画には興味のない私でも知っているようなビッグネーム揃いなのです。親類に指摘されて、どきっとしました。テレビの鑑定番組にもよく登場するような大家の作品です。「もしすべて本物だったら」と想像し、焦りました。

 

1点100万円として1600万円。もし、中に500万、1千万という絵が含まれれば、基礎控除を越えてしまうかもしれません。親類に「一度、鑑定してもらったほうがいい」と言われました。法律を調べてみたら、「精通者による鑑定」という記載がたしかにあります。

 

ただ、そうなると、当然、鑑定料が発生するでしょう。もしすべてニセモノということになれば、鑑定してもらうだけ損になってしまいます。悩み考えた末、私は電話帳に乗っている近所の古美術商に、掛け軸を1本だけもっていくことにしました。ただし、「鑑定」ではなく「売却」を目的にしたのです。そうすれば、鑑定料を払うことなく、およその価値がわかると考えてのことです。

 

あえて作者名は伏せますが、素人目で一番高そうな絵を持っていきました。結果、「本物」であり「買い入れ額は8万円」ということがわかったのです。あくまでも買い入れ額ですから、評価額はそれよりずっと高いはずです。しかし、たとえば10倍と想定しても80万円。16点合わせても、私が怖れたような額にはとてもなりません。

 

これで、ほっと安堵することができました。ちなみに、その時、古美術商に持っていった掛け軸は、売らずに持ち帰りました。ほかの絵も含め、親類に形見分けし、私の手元には数点残してあります。

オール相続からのコメント

美術品については、5万円を超えるものは個別の評価が必要です。5万円以下であれば、 他の家財用財産と一括して評価することができます。相続税の財産評価については 専門家に相談することをお勧めいたいます。

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