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ペット葬儀の費用はいくら?ペット葬儀の種類と料金相場

お墓・葬儀・終活 2015年12月4日 閲覧数:423

2010年に内閣府が実施した「動物愛護に関する世論調査」によると、「家庭で犬や猫などのペットを飼っている」と答えた人の割合は34.3%に上り、実に3件に1件以上の割合で何等かのペットを飼っていることが明らかになりました。飼っているペットの割合を見ると、最も多いのが犬の58.6%、次に猫の30.9%となっています。ペットの約90%は犬もしくは猫で、人間の家族同然に可愛がられて暮らしていることが想像されます。

そんなペットにも、人間と同じくどうしても避けて通ることが出来ない「死」という問題があります。犬や猫は基本的に人間よりも寿命が短いため、多くの人が飼っているペットの死に直面することになります。

不幸にして可愛がっていたペットが亡くなってしまった場合「手厚く葬って天国に送ってあげたい」と考えるのが飼い主の心情というもの。そこでここでは「ペットの葬儀」について考えてみたいと思います。

ペットが亡くなったら

ペットが亡くなった場合、ペットの葬り方に関して飼い主が採るべき選択肢は3つ考えられます。

まず1つめは「飼い主が自ら亡骸を処理する」というものです。この場合、自分で所有する土地に埋葬(土葬)することになります。この選択肢を採るにはある程度の広さの土地を所有していることが前提となりますし、近隣に及ぼす腐敗臭等の問題を考えるとそれなりの深さの場所に埋葬することが必要なため、住宅事情に厳しい都会ではあまり現実的ではないでしょう。なお、ペットの亡骸は法律上「一般廃棄物」に分類されるため、産業廃棄物処理業者以外の者が火葬することは出来ません。

2つめは「地方自治体の清掃局等に処理を依頼する」というものです。地方自治体によって対応は異なりますが多くの場合「一般廃棄物として焼却処理をしてもらう」あるいは「ペットの合同火葬で火葬してもらう」ということになります。前者の場合は無料のことが多いですが、後者の場合は有料で(概ね数千円程度)お骨の返却はせずに共同埋葬施設に埋葬される、という形になります。合同火葬ではなく個別に火葬して欲しい、お骨も返して欲しい、という場合は公営の斎場を案内されることがあります。この場合は事前に予約を入れると1体ずつ個別に火葬し、お骨は骨壺に入れて返してくれます。費用は有料でペットの重さによって変動することが多く、概ね10,000円から30,000円程度になります。

3つめは「民間のペット葬儀業者に依頼して処理をしてもらう」というものです。個別火葬を希望しているが自治体が対応していない場合や、人間が亡くなった時と同じようにある程度きちんとした葬儀をしてあげたい場合などはこの方法になります。

民間のペット葬儀業者のサービスと料金

家族同然にペットを可愛がる人が増えるにつれて、様々なペット葬儀サービスを展開する民間業者も増える傾向にあります。今では人間の同様に通夜、葬儀・告別式と僧侶を読んで行う、というサービスを提供する業者まであるほどです。

民間のペット葬儀業者には、大きく分けて「移動火葬車による火葬サービスを主とする業者」と「火葬場や霊園を備えて総合的な葬祭サービスを提供する業者」の2種類が存在します。

まず前者ですが、これはペット専用の火葬設備と簡単な祭壇を備えたワンボックスカーで自宅に来てくれて、その場で焼香して火葬を行う、というものです。煙や匂いがほとんど出ませんので、近隣に迷惑を掛けることはほとんどありません。所要時間は火葬するペットの大きさにもよりますが、概ね3時間以内には終わることが多いようです。火葬後はお骨上げをした後、骨壺にお骨を入れて返してくれます。業者によっては自社、あるいは提携先のペット専用霊園への納骨までやってくれるところもあります。料金は業者によって異なりますが、小鳥等の小動物であれば10,000円程度、5キロ未満の小型犬や猫で20,000円程度、15キロ未満の中型犬で30,000円程度、40キロ未満の大型犬で50,000円程度で出来るようです。霊園への納骨を希望する場合は別途10,000円程度必要になるでしょう。

後者は公営の火葬場や斎場のような必要最低限のことから、人間同様の火葬まで幅広く対応してくれるのが特徴です。様々なオプションサービスも用意されているため、希望や予算に応じてペットの葬儀を行うことが出来ます。多くの業者が火葬場とペット専用の霊園をセットで所有しており、中には協力関係にある寺院等の納骨堂でお骨を預かってくれるところもあります。移動火葬車による火葬との最大の違いは、ペットとの最後の別れがゆっくりと出来る、という点だと思います。料金はどの程度のサービスを希望するかによって大きく異なりますが、火葬への立会や返骨なしの合同火葬の場合は移動火葬車による火葬と同程度、火葬への立会や返骨ありの個別火葬の場合は移動火葬車による火葬の2割増から3割増程度、さらに霊園の納骨まで含めるとプラス10,000円程度、と考えておくと1つの目安になります。骨壺をより豪華なものにする、位牌を作ってもらう、部屋飾りを用意してもらう、などのオプションをつけると料金が上がっていくのは人間と同じです。

まとめ

民間のペット葬儀業界はまだまだ歴史が浅いために業界内でのルールも確立されておらず、許認可等の法律的な整備も進んでいないのが現状です。そのため悪質なペット葬儀業者による被害の声は後を絶ちません。2010年には埼玉県のペット葬儀業者が、火葬の依頼を受けて引き取った動物の亡骸を山中に大量投棄して逮捕された、という事例もありました。ペット葬儀業者を選ぶ際には、行きつけのペットショップやかかりつけの動物病院に相談して評判が良く信頼出来る業者を選ぶ、業界団体にきちんと加盟している業者を選ぶ、といった必要があるでしょう。料金も千差万別で、中には法外に高い料金を請求する業者もあるようなので、いくつかの業者からきちんと見積もりを取り、適正な価格かどうかを見極めるようにしましょう。

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