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お通夜とは?お通夜・葬儀・告別式の違い。お通夜での服装、挨拶、香典などのマナーは?

お墓・葬儀・終活 2015年12月4日 閲覧数:676

日本で行われる葬儀はほとんどが仏式、つまり仏教のしきたりに則って執り行われます。これは仏教徒の人はもちろんですが、仏教徒というわけではない、普段特別仏教を信仰していない、という人でも「最も身近に感じられる宗教」ということで仏式で葬儀を行うことが多くなっています。仏式の葬儀の場合はまず最初にお通夜があり、翌日に葬儀・告別式という流れになりますが、「お通夜」「葬儀」「告別式」それぞれの位置付けや意味合いを理解している人はあまりいないのではないでしょうか。そこで仏式の葬儀の基礎知識と、お通夜における服装や挨拶、香典などのマナーについてまとめてみました。

お通夜とは

そもそもお通夜とは、仏教において人が亡くなってから1番最初に行われる宗教上の儀式です。仏教の開祖であるお釈迦様が亡くなった際に弟子たちがお釈迦様の亡骸を囲んで夜通し思い出を語り明かした、というエピソードがありますが、これがお通夜の始まりと言われています。

そのため、本来お通夜の趣旨は「故人を囲んで家族や親族、親しい友人や知人が共に悲しみ、死を悼み、思い出を語り合う」というものですが、現在は翌日に行われる葬儀の前夜祭的な位置付けとなり、親しい人以外にも学校や会社関係の人、近隣の人など多くの人が駆けつけ、僧侶のあげる読経の中お焼香をする、という形に変遷しています。

今の時代は多くの人が会社勤めをしている関係上、土日はともかく平日の昼間に行われる葬儀に参列するのは中々難しいのが現実です。仕事が終わってからでも駆けつけることが出来る夜に行われているお通夜の方が参列しやすく大勢人が集まりやすいため、ある程度致し方のないことなのかもしれません。

葬儀とは、告別式とは

お通夜の翌日には「葬儀」と「告別式」の2つが行われます。よく「葬儀・告別式」とひとくくりにされがちですがこの2つは異なる儀式です。

まず最初に行われるのが葬儀です。葬儀とは故人の冥福を祈るための宗教上の儀式です。僧侶はここで故人に仏様の弟子として守るべき戒律を与える「授戒」を行い、迷わず極楽浄土へ行くことが出来るように導く「引導」を行います。ちなみにこの「引導」は故人に自分が死んだことを理解させるための儀式ですが、これが転じて「相手に対する最終宣告」のことを「引導を渡す」と言うようになりました。

なお、葬儀のことを葬式ということもありますし、「通夜→葬儀→告別式→火葬式」の一連の流れを全て含めて葬儀、あるいは葬式ということもあります。葬儀、葬式は宗教的儀式の一部を指しますが、便宜上全体を指すこともあるわけです。

葬儀に続いて行われるのが告別式です。告別式とは遺族や親族、会葬者らが故人に対して別れを告げ、同じく故人からこれらの人たちにも別れを告げるという儀式です。これは仏教上の宗教的な儀式ではありません。

昔は葬儀を終えた後に参列者全員で火葬場での火葬を経てお墓へ行き、お墓の前で納骨をする際に行われるものでした。しかし最近では火葬場へ同行するのは一般的に遺族・親族のみなので、告別式は葬儀の後に引き続いて行い、終わってから火葬場へ移動する、という流れになっています。

お通夜での服装、挨拶、香典のマナー

まず服装や髪型等の身だしなみについてですが、まず男性は冠婚葬祭用のブラックフォーマルスーツに黒いネクタイ、黒い靴下、黒い靴を着用します。結婚式の時と違いネクタイピンはしてはいけません。最近は男性でもアクセサリー類を着用する人が増えていますが、結婚指輪以外のものをつけてはいけません。髪型は場にそぐわない派手なものにならないよう注意しましょう。色についてはかなり許容されてきてはいますが、黒く出来るものならした方が望ましいと思います。遺族・親族以外の一般会葬者の場合、急な訃報を聞いて会社や出先から駆けつける場合もあると思いますが、そのような時は黒系や紺系のダークスーツであれば大丈夫です。ただし色つきのワイシャツや派手なネクタイというのはやはりまずいので、白いワイシャツと黒いネクタイはコンビニや駅の売店で購入した方が良いかもしれません。

女性の服装も男性同様冠婚葬祭用のブラックフォーマルスーツを着用していけば問題ないでしょう。女性の洋装のブラックフォーマルは格式の高いものから順にワンピース、アンサンブル、ツーピース、パンツスーツとなっています。遺族・親族は本来五つ紋付きの和服を着るのが古くからのマナーですが、最近は洋装で済ませることもかなり多くなっています。そのような場合は1番格上のワンピースを着用すべきです。一般会葬者の場合はアンサンブルやツーピースでも大丈夫です。洋装の喪服は厳密には正喪服(ブラックフォーマルドレス)と準喪服(ブラックフォーマルスーツ)と分かれますが準喪服の方が流行を取り入れた少しくだけたデザインになります。アクセサリー類は男性同様結婚指輪以外はつけませんが「一連の真珠のネックレス」だけは例外的につけることが出来ます。靴は黒で飾りのついていないシンプルなもの、髪型やメイクも華美なものは避けます。

挨拶ですが、お通夜の席で最も無難かつ使い勝手が良いのは「この度はご愁傷様でございました」です。受付にお香典を出す際も、遺族に挨拶をする際も最初にこの挨拶をしていれば大丈夫です。使い慣れない挨拶なので言いにくい、という場合は「こんばんは、この度は本当に急なことでとてもびっくり致しました」「○○さんには会社で(学校で)本当に良くして(親しくして)いただいてありがたいと思っています」「お力お落としでしょうが、何かお手伝い出来ることや困ったことがあればいつでも声を掛けて下さい」というような挨拶を適宜使うと良いでしょう。

最後にお香典の金額ですが、「近所の人や会社関係、学校関係の人」が亡くなった場合は3,000円から5,000円程度、「親しい友人や知人の家族や親族」が亡くなった場合は5,000円から10,000円程度が相場となります。自分の家族や親族が亡くなった場合、「祖父母も含めた親族」なら10,000円から30,000円、「兄弟姉妹」は30,000円から50,000円、「両親または子」は50,000円から100,000円となります。

まとめ

仏教でも神道でもキリスト教でも、葬儀の1つ1つには全てそれなりの意味があります。これらをよく理解することによって、心から真摯な気持ちで故人の冥福を願うことが葬儀に参列する者にとって、最も必要とされるマナーなのかもしれません。

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