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葬儀の流れはどのように進む?喪主は何をやる?

お墓・葬儀・終活 2015年12月4日 閲覧数:266

ここでは最も一般的な仏式を例にとって葬儀の流れについてご紹介しつつ、葬儀において喪主が務めるべき役割について触れていきたいと思います。

そもそも葬儀とは?

「葬儀」という言葉自体、お通夜と葬儀・告別式を含めた一連の流れの全てを含めたものを指すことが多いですが、厳密にはお通夜と葬儀・告別式は全く異なるものです。

まずお通夜ですが、これは本来「故人と親しかった人が葬儀の前日に一晩中故人に付き添って別れを惜しむ儀式」という意味合いがあります。しかし現実的には一晩中故人が付き添うのは大変なので、今では一般の弔問客も迎えて僧侶の読経の中で焼香をしてもらい、1時間半程度で終わる「半通夜」という形式がほとんどになっています。また、翌日行われる告別式に出られない人が出る式、という意味合いにもなっています。

お通夜の翌日に行われるのが葬儀と告別式です。葬儀とは遺族や親族が故人の冥福を祈るために行う儀式、告別式は親族以外の友人や知人等が故人と最後のお別れをするために行う儀式、という位置づけになります。本来告別式は葬儀、火葬をした後に会葬者全員でお墓まで移動し、埋葬前に行う式でしたが、今では火葬場に行くのは遺族と親族のみになっているので葬儀の直後に行うことが多くなっています。

このように、葬儀とは本来「全体の中の一部」に過ぎませんが、ここでは便宜上お通夜、葬儀、告別式の全てを「葬儀」として捉えて話しを進めていきます。

葬儀は葬祭業者に依頼し、斎場で行うのが一般的

ひと昔前は自宅で葬儀を行うことも多くありましたが、近年は住宅事情等の問題もあって都市部を中心に葬祭業者、あるいは市区町村等が所有する斎場で葬儀を行うことが一般的となっています。そしてほぼ全ての葬儀に何等かの形で専門の葬祭業者が入っているのが現状です。お寺の檀家になっているお宅の場合は「家族が亡くなったらまずお寺に連絡」というケースも多いですが、そのような場合でも最終的には柩や骨壺、祭壇の用意、火葬上の手配等で葬祭業者が入ることになります。

葬儀は事前の業者との打ち合わせが非常に大事

葬儀を行う際に最も大事なのはこの打ち合わせと言っても過言ではありません。逆に言えばここさえ乗り切ってしまえば後の流れは全て葬祭業者が仕切ってくれますので、言われた通りに動いていれば問題ありません。

打ち合わせでまず最初に決めるべきは「喪主」です。喪主は葬儀を執り行う主宰者のことで、通常は故人と最も近しい家族や親族が務めます。妻が亡くなれば夫、夫が亡くなれば妻、親が亡くなれば子、という具合です。ある意味では喪主は「自動的に決まる」とも言えます。ただ、喪主が高齢であったりして主宰者としての務めを果たすのが難しい場合は「施主」という役割の人を立てることがあります。この場合、葬儀を運営する上で発生するこまごまとした確認事項等は施主が行うことになります。また、しっかりとした喪主がいる場合でも親族の中の年長者が世話役的な役割を担ったり、大きな葬儀の場合は「葬儀委員長」といったものを立てたりする場合もあります。

この打ち合わせでは「骨壺や柩はどんなものにするか」「霊柩車をお宮付きにするかどうか」「お通夜振る舞いの料理や酒はどのくらい料理するか」等の細かいことに始まり、「お経はどのお寺の僧侶にお願いするのか」「戒名はどうするのか」「花はどうするのか」「お通夜や告別式の受付は誰に頼むのか」「返礼品を渡す係は誰にするのか」など実に様々なことを決める必要があります。喪主や遺族にとっては大変な作業ですが、ここは頑張って乗り切らなくてはなりません。

喪主の役割とは

前述のように、喪主とは葬儀の主宰者であり遺族の代表者です。形式上は弔問客の弔問を代表して受ける立場でもあります。

喪主の具体的な役割は「(菩提寺がある場合は)お寺へ葬儀や戒名の依頼」「葬祭業者との打ち合わせ」「親族等への連絡」「僧侶や弔問客、会葬者等への対外的な対応」「挨拶」「葬祭業者、寺院への支払いや各種事務手続き等」・・・といったことが考えられます。しかし全てを必ず喪主が自らこなさなくてはいけないというものではありませんし、実際は家族や親族の手を借りて分担することも多いはずです。ただし「自分が葬儀を主宰して皆様に来ていただいている」という気持ちを忘れてはいけません。弔問客への対応等自ら積極的に動くべきでしょう。

実際の葬儀の流れ

葬祭業者に依頼している場合、一連の流れが始まってしまえば喪主や親族は葬祭業者の指示通りに動いていれば大丈夫です。ここでは実際の流れを順を追ってみていきましょう。

葬儀の流れの中でまず最初に行うのは「湯灌」です。これはお通夜の数時間前に行われます。湯灌とはご遺体を柩に納める前に心を込めてお清めする、という儀式のことです。実際には事前に葬祭業者の手によってきれいに清められ、死装束、死化粧を施されていますので、ここではご遺体の足元や肩にお湯を掛けたりする程度です。湯灌が終わると次に「納棺」を行い、正式な柩にご遺体を納めます。

その後お通夜が行われます。お通夜において喪主が行うことは特にありませんが、強いて言えばお経を上げにきてくれる僧侶への挨拶、お焼香が終わって控えている弔問客への対応でしょう。

一夜明けて葬儀・告別式となりますが、この日は葬儀・告別式が終わって火葬場へ出棺する際に会葬者に対して遺族を代表して喪主が挨拶をします。ただ、どうしても喪主が挨拶をしなくてはならないものでもないので、親族の中の年長者や子供、長兄等が挨拶をしても問題はありません。また、出棺の前には柩のふたを閉じてしまいますので、故人の思い出の品等を一緒に柩に納めたい場合はここで用意をしておく必要があります。

葬儀・告別式が終われば斎場を出棺して火葬場に向かいますが、火葬場には葬祭業者の担当者が同行したり、火葬場に専任の担当者が常駐していたりするので、お通夜や葬儀・告別式同様業者の指示通りに動いていれば大丈夫です。火葬が終わればお骨上げを行ない、お骨を骨壺に納めます。この際に埋葬許可書を受け取るのを忘れないようにして下さい。火葬の際に葬祭業者から火葬場に、役所で発行された火葬許可書というものを渡しますが、埋葬許可証は火葬許可証に「火葬済み」という証印が押されたものです。これがないとお墓に納めることが出来ません。

ここまでで葬儀の流れは終了になります。

初七日法要について

仏式では故人が亡くなってから7日後に「初七日法要」という法事を行うことになっています。しかし葬儀が終わって数日後にまた改めて親族が集まるのは大変だ、ということで、最近は火葬の後に斎場に戻って初七日法要を行ったり、火葬に行く葬儀の段階で初七日法要も一緒に行ってしまうことがあります。前者を「戻り初七日」後者を「式中初七日」と呼びます。地方によっては葬儀の日とは別にきちんと初七日法要を行うところもあるので、その場合は初七日法要が終わると葬儀の流れが終了、ということになるでしょう。

まとめ

以上が葬儀の流れと喪主の役割ですが、これらは同じ仏式でも地域や宗派によって習慣やしきたりが大きく異なることがあります。事前に必ず地元の葬祭業者等に相談をして確認をすることをお勧めします。

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