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妊婦はお葬式に出ていいの?服装はどうする?特別なマナーはあるの?

お墓・葬儀・終活 2015年12月4日 閲覧数:819

妊婦が葬儀に参列することの是非については古今東西、迷信めいたものから医学的見地に基づいたものまで実に様々なことが言われています。そこでここでは妊婦が葬儀に出てもいいのかどうか、出る場合の服装やマナーはどうするべきなのか、まとめてみました。

そもそも妊婦は葬儀に出ても良いのか

妊婦が葬儀に出ること自体、全く問題ありません。例え妊婦であろうと家族や親族、親しい友人や知人が亡くなれば葬儀に参列して最後のお別れをしたいと思うのは当然ことで、妊婦だからという理由でそれを制することは出来ません。にも関わらず未だに「妊婦は葬儀に出てはいけない」という説があるのは、大きく分けて2つの理由があると考えられます。

妊婦自身やお腹の赤ちゃんに負担がかかるという考え方

ある程度の個人差はあるにせよ、妊娠中という特殊な環境下において妊婦の体調は不安定かつデリケートなものであると言えます。肉体的にも精神的にも過度な負荷がかかるようなことは出来るだけ避けるべきだと考えられますが、人の死やそれに伴う葬儀はどちらの意味でも負荷がかかるものです。もし仮に妊婦が遺族・親族の場合は、葬儀の準備から始まってお通夜、葬儀・告別式、火葬場と長ければ丸々3日間肉体と精神をすり減らすことになります。妊娠していない普通の人ですら大変なことを、お腹に子供を宿した妊婦がこなすのは更に大変であろうことは想像に難くありません。仮に妊婦自身が「自分は大丈夫だ」と言っても、周囲の人は「胎児にもしものことがあったら・・・」と考えるわけで、「葬儀に出てはいけない」と諌められることもあるでしょう。遺族や親族としてではなく一般会葬者として参列を考えている場合でも「別に家族じゃないのだから妊娠中の体を押してまで参列することはない」という話しが出るのも無理はない、とも言えます。つまり周囲の人が妊婦やお腹の赤ちゃんのことを慮って葬儀に出ることを制する、というのが1つめの理由です。

地域の慣習や迷信

かつての日本では葬儀そのものや、葬儀が行われる場所は「穢れているもの」と考えられていました。今でも一部の地域では「妊婦は葬儀に参列してはいけない」「妊婦は火葬場でお骨上げをしてはいけない」されており、これを破った場合は「難産になる」「赤ちゃんにアザが出来る」「赤ちゃんがあの世に連れていかれるから死産になる」といった話しが信じられているところもあるようです。こういった地域的な慣習(迷信と言い換えてもいいかもしれません)によって葬儀への妊婦の参列がタブーとされている、というのが2つめの理由です。周囲の人が妊婦やお腹の赤ちゃんのことを心配した上で制している、という点ではどちらも同じです。慣習や迷信を信じるか信じないかは人それぞれですが、参列することによって自分の身内との軋轢が生じてしまったり、遺族に気を遣わせてしまうようなことがあっては元も子もありません。「郷に入れば郷に従え」という言葉もあるように、ある程度周囲に合わせる必要はあるのかもしれません。

妊婦が葬儀に参列する際のマナー

妊婦が葬儀に参列するかどうかは最終的に本人次第とはいえ、少なからず周囲に気を遣わせてしまう以上はある程度のマナーを意識する必要があります。

あくまでも体調管理は自己責任の下で

葬儀に参列する以上、自分の体調やお腹の中の赤ちゃんの安全については自分で責任を持つべきです。葬儀の際中にちょっとでも体調の異変を感じたら式を中座してでも別室で体を休ませましょう。また、遺族・親族として参列する場合、若い女性はお酒のお酌や食事の取り分け、お茶出し等に何かと駆り出されることがあります。こういった「雑用」は極力避けるようにします。これらは全て妊婦自身の体とお腹の中の赤ちゃんを守ることに繋がります。両者にとって負担のかかることはなるべく避けるということです。心苦しいこともあるかもしれませんが、万が一無理をして取り返しのつかないことになっては周囲に大変な迷惑がかかってしまいます。

喪服はお腹に負担をかけないものを着る

妊婦が葬儀に参列する場合の服装ですが、まだそれほどお腹が目立たない時期であれば一般的な喪服で大丈夫でしょう。ただしこの場合でもお腹に負担をかけないようにします。もしもお腹が目立って来た時期に参列する場合、最も良いのは「マタニティーフォーマル」などとして売られている妊婦用の喪服を着ることです。最近ではほとんどのスーパーやデパート等で取り扱いがあるようです。マタニティーフォーマルはお腹に負担がかからないように非常にゆったりとした、動きやすい作りになっています。中には授乳口がついていて産前から産後まで長く着られるようになっているものもあるので、1着持っておくと何かと便利かもしれません。マタニティーフォーマルが用意出来ない場合、黒や紺などダーク系の色の服を着ていても大丈夫です。ただしラメが入っていたり、サテン地のように光沢がある生地を使っているものは避けましょう。冬場は上から簡単に羽織れるストールを用意しておいたり、ストッキングではなくタイツを履いたり、体が冷えないようにすることも大事です。これらも黒や紺で光沢や装飾のないものを選びます。

まとめ

とにかく妊婦が最優先に考えるべきは「自分の体調」と「お腹の中の赤ちゃんの安全」です。そして「自分自身は大丈夫だと思っていても周囲が心配することもある」という点を頭に入れておくべきです。大事な人の葬儀にどうしても参列したいという気持ちは大事ですが、無理が原因で葬儀自体に水を差すようなことがあっては本末転倒です。自らの体調管理と共に周囲への配慮も必要だと言えるでしょう。

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