大家さんになったら始めたいこと

投資とは売買によって利益を得るものですが、そういう視点から見ると不動産投資は「投資」ではなく「経営」に当たります。購入後もその管理と運営をしなければいけないからです。これが株式投資との大きな違いです。ですから大家さんになってまずはじめることは、「経営者」という意識を持つこと。自分のためにも、入居者のためにも最善を尽くすといった心構えが必要です。これから経営者の視点から大家さんになったらはじめなければいけないことをいくつかご紹介しますので、見ていきましょう。

管理は自分で?管理会社に?

一般的な経営者として大切なのは、クライアントの満足です。大家さんにしてみれば、入居者の満足と言い換えることができます。そこでアパートの管理をどのようにするのか、決めなければなりません。大きく分けると2つあります。自分で管理する方法と管理会社に委託する方法です。

すべて管理会社に委託するのではなく、家賃の集金や清掃は大家さんが行い、退去時の立ち会いやクレーム対応、入居者募集、原状回復などは管理会社が行うなど、大家さんの状況に合わせて委託する部門を選択することもできます。コミュニケーションをしっかりとって、入居者の満足度につながるような管理を目指しましょう。

お金の計算は自分でするの?

アパートの大家さんは、毎年3月中旬に確定申告をし、税金を納めなければいけません。所得金額の大小に関わらず記帳と書類の保存も決められていますので、毎月の収入と支出を帳簿に付ける作業も必要です。今まで個人事業主をしていた方なら経験があるでしょうが、サラリーマンをしていたという方であれば、最初は戸惑いもあるでしょう。光熱費などかかった経費をしっかりとまとめ、関連の費用なども領収書をいただくなど繁雑な作業が出てきます。また固定資産税の支払いなど納税についての知識も必要になっていきます。「経理は税理士さんに任せる」といった場合でも、大家さんがしなければならない作業はたくさんあります。ただ、帳簿を付けることで、毎年の収支を把握することができます。これを次年度に生かすなど、経営者としての力も付けることができるでしょう。

アパート経営は一人ではできない?

通常の会社とは違って、アパート経営は大家さん一人で行います。だからといってすべて一人でできるかといえば、そうではありません。管理会社、税理士、弁護士、不動産仲介業者、清掃会社、工事業者などと関わっていきます。いざというときに困らないためにも、こうした専門家たちと深いつながりを持ちましょう。それが入居者の満足度、さらには安定的な経営にもつながっていきます。特に相続税対策としてアパート経営をはじめた大家さんの場合、よいアドバイスをもらえるのが税理士さんや弁護士さんです。節税対策をサポートしてもらえれば、より効率的なアパート経営ができます。また大家さん同士のつながりも実は重要です。近隣の不動産情報などを交換しあい、新しい情報を得ておくことで、的確な判断ができるようになるのです。

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