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食道がんの放射線治療

介護・医療 2015年6月29日 閲覧数:214

癌の治療では、放射線治療も有用なものとされています。高エネルギーのX線などの放射線を照射し、癌細胞を傷つけて小さくする治療方法です。癌が発生した器官の機能や形態を温存することを目標とした治療方法です。食道がんの治療でも、放射線治療が行われることが増えてきています。

目的と方法はそれぞれ2通りある

放射線治療は、2通りの目的で行われます。癌を治すことを目的とした根治治療と、癌による痛みや出血などの症状を抑えたり、食べ物の通り道を確保しようとする緩和治療の2通りの目的で、放射線治療は行われています。癌の広がりが放射線をあてられる範囲に留まっている場合、根治療法の対象となります。放射線をあてられる範囲を越えて癌が広がってしまった場合は、緩和治療の対象として放射線治療が行われることになります。放射線をあてる方法には2通りあります。放射線を体の外から照射する外照射と、食道の腔内に放射線が出る物質を挿入して体の中から照射する腔内照射の2通りがあります。腔内照射だけを繰り返すことは通常無く、外照射と組み合わせる形で腔内照射は行われます。

照射回数や期間は?

食道がんの治療では、手術が中心的な治療法とされています。そのため、放射線治療は、緩和治療として行われることが多いようです。食道に癌ができたことによる嚥下障害、骨に転移したことによる痛み、脳に転移したための神経症状、気管や気管支、肺などに転移したための血痰や息苦しさといった症状を和らげるうえで、放射線治療は有効とされています。生活の質を向上させる緩和治療としては、2週間から4週間程度、照射を続けます。

ただし、最近では、根治療法として放射線治療が行われることも増えてきました。全身状態が良く、癌の広がりが放射線をあてられる範囲に留まっている場合には、放射線治療が根治療法として勧められることもあります。根治療法として放射線治療が行われる時には、抗がん剤治療もあわせて行われることが多いようです。放射線治療に抗がん剤治療を加えることで、手術をしなくても治る患者が増えてきたとの報告もあります。 根治療法として行われる場合には、外照射を1日1回、週5日行います。外照射だけの場合には、6~7週続けます。外照射に腔内照射を2~4回組み合わせる場合は、外照射は5~6週で良いとされています。

副作用は?

放射線を照射すると、照射部の皮膚は日焼けしたような状態になります。照射したのがどの部位かによって、現れる副作用は異なります。

頸部に放射線を照射した場合には、食べ物を飲み込む時の違和感や痛み、喉の渇き、声のかすれなどの症状が見られます。食べ物を飲み込む時の違和感や痛みは、胸部に放射線を照射した場合にも見られる症状です。腹部に放射線を照射した場合には、腹部不快感、吐き気、嘔吐、下痢、食欲低下などの症状が見られます。副作用は個人差が大きく、ほとんど副作用が出ない人もいれば、強めの症状が出る人もいます。副作用が強く出た場合は、症状を和らげる治療が行われます。ただし、通常は放射線治療後、2~4週間で副作用は改善されるようです。

心臓や肺が放射線の照射範囲に含まれていた時には、治療が終わってから副作用が現れることもあります。放射線による肺炎、心外膜炎、心のう水貯留、胸水貯留などが起きることもあります。

放射線治療は、癌細胞を小さくして、癌ができた食道の機能や形態を温存することを目的とした治療方法です。癌が大きく広がった場合には、症状を緩和して生活の質を向上させるために、症状や全身状態を見ながら2~4週間照射を続けます。癌の広がりが放射線をあてられる範囲に留まっている場合には、照射方法にもよりますが、5~7週間照射を続けることで、根治できるケースも増えてきました。

特に抗がん剤治療を組み合わせると効果が高く、放射線治療と抗がん剤治療を組み合わせることで、手術をしなくても食道がんが治る患者が増えてきたとの報告もあります。近年では、癌の広がりが放射線をあてられる範囲に留まっていて、全身状態が良好な患者には、放射線治療を抗がん剤治療とあわせて行うことを勧めている病院もあります。

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