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アルツハイマー病とはどんな病気?

介護・医療 2015年10月13日 閲覧数:92

認知症の中で最も患者数が多いのがアルツハイマー病です。アルツハイマー型認知症とも呼ばれます。「アルツハイマー」とは、この病気を最初に発表したドイツ人医師の名前です。20世紀初頭にアロイス・アルツハイマー医師が医学論文にこの病気の症例を発表したときの患者は、50代の女性でした。この論文から、アルツハイマー病と呼ばれるようになりました。

アルツハイマー病とは:脳が萎縮する病気

認知症には、大きく分けて2つのタイプがあります。脳血管性認知症と変性性認知症です。変性性認知症とは、脳の神経細胞に何らかの異常が起こり、その異常によって認知症の症状が現れる病気です。変性性認知症の中で最も患者数が多いのがアルツハイマー病です。 アルツハイマー病では、アミロイドβタンパク質やタウタンパク質が脳内に蓄積されることで、脳細胞を死滅させ、認知症を引き起こすと考えられています。脳の神経細胞が死亡し、脱落が生じているのが、アルツハイマー病の特徴です。 アルツハイマー病を患った人の脳の画像写真を見ると、脳のところどころに隙間ができているように見えます。萎縮と呼ばれます。隙間ができているところは、脳細胞が死んで脱落している状態になっています。アルツハイマー病では、特に脳の真ん中あたりの海馬と呼ばれる部分の萎縮が目立つと言われています。海馬は、記憶を司る部位です。

症状が徐々に進行していく認知症

認知症でも、症状の進み方に個人差が非常に大きいものもあります。アルツハイマー病は、多少の個人差があるにしても、患者は一定の経過をたどると言われています。軽度、中等度、重度の3段階に分けられるのが普通です。

軽度のアルツハイマー病では、新しく経験したことや新しい情報を記憶することが困難になります。そのため、同じことを何度も繰り返して聞くようになります。この症状に先立って抑うつ状態が見られる人もいます。趣味や日課に興味を示さなくなり、社会的な出来事への関心も薄れてきます。仕舞い忘れや置き忘れも多くなってきます。ただし、自分が仕舞い忘れたり置き忘れたりしたこと自体を忘れてしまうため、物が見つからないと誰かが盗ったという物盗られ妄想が生じます。 時間の感覚も曖昧になり、今日が何年の何月何日だったかということが分からなくなってきます。他人と接したときの対人的な配慮は保たれているため、世間話をする状態では、認知症を発症していると気づかれません。

中等度では、記憶を保持していられる時間が短くなり、数分前のことを覚えていられなくなります。徘徊が始まり、自分の家にいても夕暮れになると「それではそろそろ帰らせてもらいます。」と帰ろうとすることもあります。自分で服が着られなくなり、日常生活のさまざまな場面で困るようになります。

重度になると、家族を家族と認識できなくなります。配偶者を他人と思ったり、子どもを兄弟と誤認したりします。自分の名前も忘れるようになります。次第に飲み込み状態も悪くなり、食事に介助が必要になります。寝たきりになって表情も乏しくなります。言葉が減って、「ハイ」という言葉を拒否の場面で使ったりすることもあります。

症状の進行を遅らせる薬で治療が行われている病気

アルツハイマー病には、未だに根治療法がありません。対症療法が中心です。症状を遅らせる薬を用いて治療が行われています。 薬には2つのタイプがあります。コリンエステラーゼ阻害薬とNMDA受容体拮抗薬です。コリンエステラーゼ阻害薬には、アリセプト、レミニール、リバスチグミンパッチの3種類があります。リバスチグミンパッチは、貼り薬です。胸や背中に貼ると効果が現れます。この3種類は同じ働きをするので、一緒に使うことはできません。NMDA受容体拮抗薬としてはメマリーがあります。メマリーは、中等度から重度のアルツハイマー病に使われます。メマリーとアリセプト、メマリーとレミニールというように組み合わせて使うことができます。 アルツハイマー病は、認知症の中で最も患者数が多い認知症です。アルツハイマー病では、症状は徐々に進行していきます。多くのアルツハイマー病患者は、発症してから10年くらい経つと症状が急速に進行すると言われています。症状の進行を遅らせる効果がある薬を適切に使い、生活の質を高めるような治療が行われています。

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