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終末医療、ターミナルケアとはなにか?費用はいくらかかる?

介護・医療 2015年10月13日 閲覧数:573

癌が死因の上位を占めている今日、終末期にどのような医療サービスを受けるかということに関心を持つ人が増えています。人生の最後をどのように過ごしたいのか、どのように死を迎えるのかということは、最後の自己実現でしょう。最後は自然な形で迎えたいという願いから、ターミナルケアに注目が集まっています。

ターミナルケアとは?

ターミナルケアとは、これ以上治療を行っても回復の見込みがない終末期に行われる医療および看護のことです。回復のための医療行為ではなく、患者の痛みや不快な症状を緩和することを目的とした医療行為が行われます。患者および家族に対して、精神的な苦痛を和らげることを目的としたケアも行われます。終末期の患者の生活の質を向上させることを重視した医療行為がターミナルケアです。 ターミナルケアでは、患者の生活の質を向上させることが目的なので、患者の意思を確認できる場合は、インフォームド・コンセントによる意思決定を基本として治療方針を決めていきます。患者と医療チームが十分に話し合って、最終的に患者が決定した治療を行うことになります。 患者の意思を直接確認できない場合もあります。患者が認知症を発症しているような場合です。終末期になる頃には、どのタイプの認知症でも、見当識障害が進み、判断力や理解力が低下しているため、有効な医療行為を自分の意思で決めることができません。その場合は、家族の判断で医療方針を決めることになります。 核家族化や非婚化が進んだ今日では、家族がいないケースも増えています。家族がいない場合や終末期にも家族と連絡がとれないような場合には、本人の意思が確認できないようなら、医療チームが患者にとって最適と判断した治療が行われます。 近年では、患者本人が延命治療を拒否するという意思を書面で表明してあるケースも増えてきています。リビングウィルや尊厳死宣言公正証書などで、延命治療を拒否すると予め文書で意思表示をする人も増えています。

在宅でターミナルケアを受ける場合の費用は?

ターミナルケアの費用は、終末期の医療サービスをどこで受けるかによって大きく変わります。在宅でターミナルケアを受ける場合には、定期的な訪問診療、患者が必要に応じて依頼した往診、訪問看護などが中心になります。 定期的な訪問診療をたとえば1ヶ月に2回と計画するとします。3割負担で19700円、1割負担で6570円が相場です。検査、処置、注射、お薬などの費用は別途必要です。往診は、1回につき、3割負担で2160円、1割負担で720円です。検査、処置、注射、お薬などの他に医師が往診に際して要した交通費は、別途患者が負担します。緊急、夜間、深夜の往診には、加算がつきます。 訪問看護は、週3日までなら、1日につき5550円、週4日以降は1日6550円。床ずれができていたり癌にかかっていて専門性が高くなる場合の対応では加算料金が発生します。早朝や夜間では加算料金は2100円、深夜加算は4200円です。緊急訪問看護加算は2650円。長時間訪問看護加算は5200円です。悪性腫瘍や気管切開で患者管理を受けている場合、気管カニューレや留置カテーテルを使用している状態では特別管理加算として月に5000円、24時間対応体制では加算が月に5400円発生します。

ホスピスでターミナルケアを受ける場合の費用は?

ホスピスの入院にかかる費用は、一般病棟に入院する場合と変わりません。個室の料金は、1日2000円~15000円と幅があります。北側の病室は、料金が大部屋と変わらないところもあり、病院ごとに違いは多少ともあります。月に63000円を超える場合、高額医療費助成対象となります。 ホスピスでは、包括支払い方式が採用されています。包括支払い方式とは、医療機関がどれほど検査をしても、薬や注射などの治療をしても、1ヶ月の医療費が定額となる診療報酬の計算方法です。コインランドリー代やテレビ代等が別途必要になりますが、それ以外で自己負担となるのは、差額ベッド代くらいです。

終末期をどこでどのように過ごすかは、最後の自己実現です。ターミナルケアにおける治療中止の判断は困難なことが多いため、心身ともに健全な判断ができる状態の時に家族を交えてしっかりと話し合っておきたいものです。容体が急変した場合に心肺蘇生を行うかどうかということも含め、家族間で意見が食い違って不本意な結果とならないように、尊厳死を望む場合には、家族とじっくり話し合い、家族全員の了承を得ておきましょう。

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