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物忘れがひどい・激しいときは何かの病気?関連性のある病気は何?

介護・医療 2015年10月13日 閲覧数:727

物忘れは誰もが経験します。しかし、物忘れがひどくなると、日常生活に支障をきたすようになります。大事な約束を忘れると、社会的信用を失うこともあるでしょう。お鍋をかけていることを忘れて他の用事をしていれば、ぼやを出すことになるかもしれません。そのような激しい物忘れから日常生活で困ったことが増えたら、病気かもしれません。どのような病気が関連している可能性があるでしょうか。

物忘れがひどい。まず疑われるのは認知症

物忘れがひどくなった時に、まず疑われるのは認知症です。ただし、認知症では、本人には物忘れの自覚がないのが特徴です。家族が物忘れを指摘しても、物忘れを否定して、言い訳をしたり怒ったりすることが非常に多いようです。物忘れの自覚がないということを診察の際に重視する医師も、少なくありません。 認知症というのは病名ではありません。記憶障害と見当識障害を主な症状とする症候群です。具体的な病名は、アルツハイマー型認知症・脳血管性認知症・レビー小体型認知症などです。物忘れ外来を受診して認知症と判断されると、具体的にどの病気かということを明らかにするために、検査が行われます。 アルツハイマー型認知症・脳血管性認知症・レビー小体型認知症は、三大認知症と呼ばれています。患者数が最も多いのはアルツハイマー型認知症です。認知症の50%を占めています。脳が萎縮して神経細胞が急激に減ることによって発症します。脳血管性認知症は、脳の動脈硬化・脳出血・脳梗塞などの脳血管障害が原因の大半となる認知症です。脳卒中の後遺症で発症することもあります。認知症の20%を占めます。レビー小体型認知症も、認知症の20%を占めます。手足の震えや筋肉のこわばりといったパーキンソン症状や幻視が見られるのが特徴です。初期には物忘れがあまり目立たない人もいます。

治療可能な認知症としては

三大認知症は、根治することが、現在の医療ではできません。早期に発見して適切な治療によって症状の進行は遅らせることができます。適切な介護によって、日常生活での困難さを少なくすることもできます。 早期に発見して治療すれば、回復を期待できるのが、認知症の10%を占める「治療可能な認知症」です。甲状腺機能低下症、ビタミン欠乏症、薬剤性認知症、正常圧水頭症、慢性硬膜下血腫などが、治療可能な認知症とされています。 中でも多いのが、慢性硬膜下血腫です。高齢者では、頭部を強く打った覚えが無くても、慢性硬膜下血腫になっていることがあります。軽い外傷の数週間後にひどい物忘れで病院を受診したところ、慢性硬膜下血腫が発見されたというケースは、少なくありません。慢性硬膜下血腫の診断には頭部CTが欠かせません。

意外と多い高齢者のうつ病

物忘れを主訴として病院を受診する高齢者には、うつ病に罹っていたという人も少なくありません。高齢になると、喪失体験が多くなります。親しくしていた人との死別、子供の独立、退職など、落ち込むことが増えてきます。65歳以上の高齢者の約6%はうつ病を発症していると推定されています。 うつ病を発症すると、判断力が低下し、感情の起伏が激しくなったり、気分が落ち込んで元気がなくなったりします。集中力も低下します。覚えたり考えたりする意欲が低下して、認知症によく似た症状が現れます。高齢者のうつ病では、抑うつ状態が前面に出ないことも多く、一層紛らわしくなります。物忘れ外来を受診する高齢者には、うつ病を発症している人が少なくないと言われています。 うつ病の場合、脳は萎縮していません。長谷川式簡易評価スケールの点数も、それほど低くないと言われています。最も大きな特徴は、本人が物忘れを自覚していることです。本人が物忘れを訴える場合は、認知症の可能性は低いと、多くの医師が指摘しています。

物忘れがひどくなると、今では多くの人が認知症を心配します。確かにひどい物忘れの原因となる病気に認知症はあげられます。ただし、認知症でも10%は、「治療可能な認知症」です。早期に発見して適切な治療をすれば、回復が期待できます。また、うつ病でも、物忘れがひどくなることがあります。判断力が低下したり、物事への関心を失ったりと、認知症の初期に似た症状のため、認知症を心配して物忘れ外来を受診する高齢者が多いようです。ただし、物忘れの自覚がある場合は、認知症の可能性は低いと言われています。

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