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物忘れが気になるときに行く病院、物忘れ外来ってどんなところ?

介護・医療 2015年10月13日 閲覧数:371

認知症への社会的な関心の高まりを受けて、この10年ほどの間に「物忘れ外来」が急速に増えています。地域の精神科病院や総合病院、診療所でも、物忘れ外来を開設しているところが多くなっています。気になる症状をそのままネーミングに採用した分かりやすい診療科ですが、実際にはどのようなところなのでしょうか。

認知症を診る専門の外来

物忘れがひどく、日常生活で困ることが出てきた時に訪れるのが、物忘れ外来です。病院から処方されている薬を自分で管理できなくなったり、電話をとっても誰からの電話かを覚えていられなくなったりと、それまで普通にできていたことが物忘れのためにできなくなった時に受診するのが、物忘れ外来です。物忘れの自覚が本人には無く、物が無くなったのを他人に盗られたと言って怒ったり、外出先で迷子になったのを家族の教え方が悪いと怒ったりする時にも、物忘れ外来で診察をしてもらうことが大切です。 物忘れ外来が開設される以前は、精神科や神経内科、脳神経外科などの脳の病気に関連した診療科や老年科などが、専ら診察と治療にあたってきました。現在も、これらの診療科は、認知症に対応しています。診察内容は、物忘れ外来とあまり変わりません。ただし、診察の視点が多少異なるようだと専門家は指摘しています。 物忘れ外来を担当する医師の多くは、日本老年精神医学会や日本認知症学会で専門医資格を取得しています。認知症を診る専門の外来と認識され、地域の認知症医療に貢献しているのが、物忘れ外来です。

物忘れ外来を受診する時には家族が付き添う

どのような病気でも、初診時には、困っている症状を医師が聞いて、その原因となる病気を診断します。物忘れ外来では、主訴は物忘れです。その物忘れが、認知症によるものなのか、他の病気の一時的な症状なのか、加齢に伴う物忘れなのかを見定めるのが、物忘れ外来の大きな役割です。 そのため、物忘れ外来では、問診が丁寧に行われます。受診のためにどのような交通機関を利用したのかというようなことから始まることも少なくありません。近時記憶が保たれているか、日常生活でどのくらい困っているかを見るためです。 病院を受診するきっかけとなった症状では、日常生活で困っていること、以前の生活ぶりとの変化などが中心となります。認知症では、本人に病識が無いため、病院を受診するきっかけとなった症状は、多くの場合、家族が説明することが求められます。他の病気で受診する時と大きく異なるのが、この点です。他の病気では、高齢になっても、必ずしも受診の際に家族の付き添いは要求されません。認知症では、物忘れや物忘れに起因する日常生活の変化を最もよく把握しているのは、家族になります。物忘れ外来を受診する時には、家族が付き添いましょう。

物忘れ外来での診察の流れ

物忘れ外来では、十分な問診を行ってから検査に移ります。初診時には、物忘れがいつくらいから目立つようになったのか、物忘れが目立つようになる前にどのような症状が見られたのかということも、医師は丁寧に聞き取っていきます。趣味に関心を示さなくなった、外出を億劫がるようになった、失敗が増えた、言い訳が多くなった、身だしなみに気を使わなくなったなど、以前の生活ぶりとの違いを丹念に聞き取ります。認知症の場合、物忘れだけが現れるのではなく、「その人らしさ」の喪失が大きな特徴だからです。 本人は、そうした変化を自覚できません。そのため、物忘れ外来では、家族の話と付き合わせて、医師は実情の把握に努めます。家族から話を聞いている間も、医師は本人を注意深く観察しています。集中力は欠けていないか、表情に問題はないかといったことを観察しています。 問診の後で、血液検査、頭部CT、脳波検査、脳血流検査などを行います。他の病気と区別し、認知症ならばどの病気かを知るためです。問診や検査で半日以上掛かることも多く、通常は予約制です。

物忘れ外来は、物忘れが気になった時に受診するところです。物忘れが認知症によるものなのか、そうではないのかを区別するのが、物忘れ外来の大きな役割です。物忘れが主訴なので、本人には、自覚がないこともあります。認知症では、物忘れに伴って「その人らしさ」の喪失も見られます。そうした変化を最もよく把握しているのは家族です。物忘れ外来を受診する時には、家族が付き添いましょう。

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