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「お別れの会」はどのような場合に開催する?

介護・医療 2015年10月13日 閲覧数:385

新聞の下の方によく企業経営者や創業者の訃報広告(お悔み広告)が掲載されています。詳しく読んでみると「通夜式ならびに密葬は近親者により済ませました。追って献花による○○家、○○株式会社合同のお別れの会を左記の通り執り行います」となっていて、ホテルの宴会場等を会場にした「お別れの会」の告知が記載されていることが多いです。この「お別れの会」とは一体誰がどのような場合に開催するものなのでしょうか。

お別れの会の概要

お別れの会とは

お別れの会とは、家族や近親者のみで密葬を済ませた場合において後日改めてお世話になった友人や知人、学校や会社関係の人たちを招いてお別れをしていただくために開催する、という趣旨の会です。名称は「○○さんを偲ぶ会」や「○○くんを送る会」など色々ありますが、中身はほぼ同じで告別式のような形のものとなります。開催する時期は亡くなってから概ね1ヶ月前後とされていますが、特に決まりはありません。

密葬とは

   

密葬とは本来、政治家や大企業の経営者、芸能人といった著名な人が亡くなった際に大規模な葬儀を行うためにはそれなりの準備が必要なため、それに先立つ形で家族や親族のみで行う葬儀のことを指します。同じように家族・親族のみで行う葬儀の形態に「家族葬」というものもありますが、密葬と家族葬はあくまでも別物です。家族葬はそれのみをもって完結する場合が多いですが、密葬は必ず後日改めて行われることになる「お別れの会」とセットになります。

お別れの会は葬儀ではない

   

原則として葬儀は仏教やキリスト教といった宗教の定めるところに則って行われる、いわば宗教的儀式です。しかしお別れの会は宗教的な儀式ではなく、社会的な儀式としての色合いを持ちます。これが前述の「告別式のようなもの」という所以です。「通夜式→葬儀・告別式」というのが一般的な仏式の葬儀の流れで、このうち通夜式と葬儀は宗教的儀式ですが、告別式は宗教的儀式ではありません。あくまでも故人と家族・親族や友人・知人が共にお別れをするための社会的な儀式です。いわばお別れの会は、告別式のみを切り離して後日改めて行うもの、と考えることが出来ます。

お別れの会はどのような場合にやるのか

 

お別れの会は「普通の人」でも出来る

   

冒頭にも触れたように、お別れの会というのは著名な人のみが行うものというイメージがありますが、故人が普通の人であってもお別れの会を催すことに全く問題はありません。

   

特に最近の葬儀は「小型化」「少人数化」の傾向にあります。つまりごく限られた家族や親族のみでこじんまりと済ませてしまうということです。もちろんそれのみでおしまいにしてしまうことも多いですが、葬儀に招くことが出来なかった友人や知人を後日別途招いてお別れの会のようなものを開く場合もあります。お別れの会自体に明確な定義はないので、故人の自宅に集まって仏壇を前に食事をしたり、お墓参りの後にレストラン等で食事をしたりといったこともお別れの会とすることは出来るわけです。

 

お別れの会は広義での「社葬」

   

前述のように最近は普通の人が開くお別れの会もありますが、どちらかと言えば著名な人の密葬とセットになる形でのお別れの会の方が主流でしょう。

   

そもそも著名な人が亡くなった場合に密葬を先立って行うのは、大勢の参列者が集まることを想定するとそれなりの大きな会場を用意する必要があるにも関わらずそれが必ずしも間に合わないこと、規模が大きくなればなるほど最も身近な存在であるはずの家族や親族が故人とゆっくりお別れをすることが難しくなる、といった理由があります。そして故人が亡くなったこと自体を一旦伏せておいて密葬が済んでから発表したり、家族・親族以外の密葬への参列を固く自体することになるわけですが、これはある意味では故人の弔問を望む人たちに対して礼を欠いているとも言えます。そのため故人がある程度の社会的地位にあって密葬を行った場合、弔問をしたくても出来なかった人たちの気持ちに応える、という意味も込めて別途お別れ会を開くべきである、と考えられます。

   

ところで、企業経営者や創業者等が亡くなった場合に「社葬」が営まれることがありますが、最近では社葬ではなくお別れの会を行うケースが増えています。そもそも社葬とは会社自体の存在や、経営者が交代して体制が一新されたことを世間に対してアピールするといった目的もありますが、社葬はあくまでも「葬儀」なので宗教的な色合いが濃く、企業にとって何等かのアピールをする場としてはやや不向きです。しかしこれをお別れの会にすれば宗教色は薄れ、会の内容をどのようなものにするか、の自由度は格段に上がります。そのため戦略的な意味合いを込めて社葬ではなくお別れの会と銘打つことが多いわけです。

まとめ

いずれにしても近年お別れの会が増えているのは、葬儀を出来るだけ簡略化したい、宗教儀式的なことよりも本当の意味でのお別れや、友人知人同士で故人を偲び合いたいという思いを持つ人が増えているのが理由のようです。葬儀にしてもお別れの会にしても、1番大事なのは故人との縁に感謝し、故人の安らかな眠りを祈ることです。これだけは忘れないようにしたいものです。

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