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相続における兄弟での財産分与の注意点、分け方のコツ

遺産分割協議書 2015年12月3日 閲覧数:8738

相続が発生して財産を得たとしても兄弟間でどうやって分けていけばいいのか、どう話し合いをすればいいのか…ということでお困りの方も多いのではないでしょうか?そこでこのページではどのように話し合いが進むことが多いかを実例に基づいてお伝えしたいと思います。

兄弟で財産を分ける場合の3つのパターン

相続における兄弟の財産分与の方法としては、「現物分割」「代償分割」「換価分割」という方法があります。

1.現物分割(資産ごとに分ける)

現物分割

例えば遺産の内容から、2人兄弟に土地建物は長男に、残った預金は次男にという財産分与をするやり方です。分かりやすい反面、いわゆる相続分に沿ったわけ方は難しくなります。

2.代償分割(代わりにお金を払う)

代償分割

そこで、例えば上記のような例では預金が1,000万土地建物の価額が3,000万とすれば、その差は2,000万あり兄弟で差が生じることになってしまいます。本来親が亡くなって兄弟2人が相続する場合、相続分は1/2ずつですので、預金を得た次男さんは不満だ!ということになりかねません。そこで長男は次男に1,000万円を渡すことで釣り合いを取るような財産分与をするやり方です。

釣り合いが取れるという意味では良いやり方なのですが、上記のような例では長男が現金を持っていて払える場合でなければこの手段は使えないということになってしまいます。

3.換価分割(売ってから分ける)

換価分割

上記のような場合で長男さんが次男さんに分ける現金がないような場合に、最後の手段として、不動産を売却をしてしまって現金で分ける遺産分割方法です。これなら釣り合いが取れるわけ方ができる一方で、不動産を持ち続けることができません。

 

兄弟での相続での財産分与でよく揉めるポイント

相続人全員で遺産分割をすすめるべき

上記のように相続での財産分与には3種類の方法がありますが、よく揉めるのは長男だからといって強引に遺産分割を進めて自分ひとりのものにしようとすることがあります。

このように、兄弟の一人に専門家を入れて他の相続人に一方的に財産分与を求める方法を取ることは、一方の相続人を疑心暗鬼にしてしまい、もめてしまう典型的な例になってしまいます。

不動産にはコストがかかる

また不動産を持つということは単に財産を持つというわけではありません。
たとえば空き家を持つような場合には売却するために建物を修繕したり場合によっては取り壊したりしなければならないわけですし固定資産税もかかります。

投資用不動産などでは維持管理費用や空室対策というリスクも当然伴うわけです。
固定資産税がかかることも言うまでもありませんね。
財産分与で受取るほうはこのことをしっかり伝えるとともに、現金を受取るほうもそういう部分では配慮が必要でしょう。

 

兄弟で話がつかない場合の進め方のコツ

兄弟同士で話し合うがもつれてしまった場合には、感情的になってしまい話し合いが進まなくなってしまうような場合も多々あります。
このような場合にはどうすればよいでしょうか?

弁護士にアドバイスをもらう

その場合には弁護士などの専門家を通して冷静に話し合ってみることが1点目として挙げられます。専門家同士でどこが法律上主張可能なのか、どこが落としどころなのか等のアドバイスや交渉をしてもらうことができるでしょう。

家庭裁判所の調停手続きをつかう

また、調停手続きを利用してみることも選択肢の一つです。
調停手続とは兄弟の間に裁判官と専門家2人からなる調停委員が入って、双方の言い分を聞いて仲裁案を出すものです。
これによって双方に中立な案を出してもらえることが期待されるため、冷静な話し合いができるといったメリットがあります。

 

兄弟の誰も手続きしないと、後々の手間が大変になる

一番よくないのは、兄弟の双方ともが相続での財産分与をあきらめてしまい、誰も行動をしなくなってしまったパターンです。その後に相続が発生したときに財産関係が複雑になってしまうのです。その結果登記を何度もしなければいけなくなったり、そのために取得する戸籍関係の書類もたくさん収集しなければならなくなったりするのです。

ですので、できる限り兄弟で相続したときには財産の話はきっちりしておいたほうがよいでしょう。

 

まとめ

もし、兄弟姉妹の間で遺産分割がもめてしまったら、第三者に間に入ってもらいましょう。そのときは、その第三者は相続人(兄弟)の全員から意見を聞くことを前提とする人が良いでしょう。だれか一人の意見を押し通そうとすると、話し合いはまとまらなくなってしまいます。
専門家選びの一つの基準として、考慮しておくと良いでしょう。

 

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