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マイク眞木の遺産相続と遺言書

ニュース・コラム 2016年1月13日 閲覧数:156
先日テレビに歌手のマイク眞木さんが出演された際に、遺言書を作成し内容を公開されていました。自宅やマンション、コレクションのギターなどを鑑定した結果、資産価値は総額3億1,530万円に。
さて、この資産について、どのような遺言書を残したのでしょうか。内容について解説します。
 
 

マイク眞木の遺言書の内容とは?

マイク眞木さんと言えば、最初の奥様で女優の前田美波里さん、2人目の一般女性、そして現在の奥様で歌手の加奈子さんと3度の結婚をしており、4人の子どもと6人の孫を持つお父さんです。近頃体調に不安を感じたため、遺言書を書くに至ったそうです。
 
それでは、総額3億1,530万円の資産について、どのような遺言書を残したのでしょうか。
具体的には、「現在の妻と子ども4人で5等分すること」とされたようです。別れた2人の先妻には一切残さないとの意向を示していました。
これは、法律に則っていて、相続時にもめる心配がなさそうです。この理由を、2つの概念から考えてみます。
 

相続財産は誰までもらえる?法定相続人の概念

1点目は「法定相続人」という概念です。
法定相続人とは民法による相続の権利がある人のことです。マイクさん一家の法定相続人は、現奥様、4人の子どもの計5人です。
気になる点は「先妻たちに遺産分割を請求する権利はあるか?」ということでしょう。一時は生計を共にしたわけですから権利があるのではと思われるかもしれません。
 
しかし、先妻たちにはこの権利はありません。法定相続人はあくまで現在の配偶者だけです。どれだけ権利を主張しても法定相続人にはなることはできません。マイクさんは先妻2人に関して、「十分に資産があるので大丈夫でしょう」と話していました。
 
一方でもしも、先妻の連れ子に対して相続したい場合はどうすればいいのでしょうか。先妻の連れ子については法定相続人として認められません。
連れ子に対して実子のように育てたものの、配偶者とうまくいかずに離婚してしまった場合は、その子を養子縁組していなければ、その子には法定相続人として財産の一部を受け取る権利が発生しません。
その際には遺言書や生命保険を活用することで対応することができます。いずれにしても遺言書は法定相続分に対して優先されるため、マイクさんの選択は正しいと言えるでしょう。
 

意外と盲点?遺留分とは?

2点目は「遺留分」という概念です。
遺留分とは相続人が最低限保証されている財産の取り分のことです。この遺留分の範囲は配偶者及び子ども、子どもがいない場合は父母まで認められています。
マイクさん一家で考えると、現妻と4人の子どもまでとなりますので、遺言書はこの範囲内で収まっていることがわかると思います。遺留分の取り分に関してですが、配偶者と子どもが資産の半分まで主張できます。
具体的には奥様が4分の1、子どもがそれぞれ16分の1まで主張できることになります。
今回マイクさんの遺言書には「5人で5分割」と記載されたとのことでした。総資産3億1,530万円の内遺留分としてそれぞれ主張できる分で考えると、奥様で7,882万円、子どもは各1,970万円までは主張できます。一方で遺言書どおりに財産を分けた場合は、各6,306万円です。比較すると、奥様の遺留分に比べ1,500万円ほど少なく、「遺留分減殺請求」という自分の権利を他の相続人に主張することができることになります。
また4人の子どもに関しては4,000万円以上も権利以上に受け取れるため、奥様からの請求には応じないといけません。
この点がいわゆる「争続」になり得る要因となることが多いです。
ただ、マイクさん一家は非常に仲が良い関係性を築けていることで有名ですので、恐らく円満な相続手続きが取れるでしょう。
「遺留分」に関してもマイクさんの遺言書は優れていると思われます。
 

まとめ

今回2つの概念から見てきましたが、マイクさんの遺言書に関しては残す側の意向が反映されており、また法律上「相続」が「争続」になる可能性も低い遺言書でした。
「芸能人だから資産は多く持っていて当たり前。自分たちには関係がない」と思われる人もいらっしゃるかと思います。
しかし、「相続」が「争続」になるケースは相続税が全く掛からない金融資産3,000万円未満が大半を占めると言われております。少しでも心配されるのであれば、マイクさんのように遺言書を書いておくことも重要です。
 
 
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