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土地の登記を自分で行うためには

名義変更 2016年1月16日 閲覧数:348
土地の所有者の名義を変えることを「登記」といいます。所有者が亡くなって相続が発生したときには、この「登記」を行うことになります。やったこともない、どこへ行けばいいかも分からない。「専門家へ任せなければ、できないのかも…」実はそんなことはないのです。この記事では、自分で土地の登記をするにはどのようにすればいいかについて紹介します。

土地の登記の名義変更の必要性

前提として、土地の登記の名義変更はそもそも必要かという疑問はありませんか?
たとえば「父親から相続した土地の名義は祖父のままなので、そのままでいいんじゃない?」などと思う方もいるでしょう。

たしかに、土地の登記の名義変更を行わなくても、死亡届の提出や相続税申告のように罰則になるようなものではありません。
しかし、これを放置しておくと、所有者が複雑になってしまい、いざ売却となった場合に見知らぬ親戚と、金銭面で折り合わず売るに売れない…なんてこともありうるのです。
権利関係をはっきりしておくためにも、土地の登記の名義変更はしっかり行っておくようにしましょう。
 

土地の登記の名義変更の手順

では実際に、自分で行う土地の登記について解説していきます。
手順は3つです。
 
  • 1.登記申請書の作成
  • 2.添付書類の収集
  • 3.法務局への提出
 

1.登記申請書の作成

土地登記の名義変更の申請は「登記申請書」というもので申請をします。WORDなどのワープロソフトで作成することになります(以下記載例)。
 

        登 記 申 請 書

登記の目的  所有権移転
 
原   因  平成○○年○月○○日相続
相 続 人   (被相続人 ○○○○)
        東京都新宿区神楽坂○丁目○○番○○
        ○○ ○○ 印
        連絡先   000-0000-0000
 
添付情報
登記原因証明情報
住所証明情報
 
平成□□年□□月□□日申請   東京法務局
 
課税 価格   金○○ 円
登録免許税   金○○ 円
 
不動産の表示
  土地
  不動産番号 0000000000000
  所在    ◯◯県◯◯市◯◯◯◯◯◯◯◯◯
  地番    ◯◯◯◯
  地目    宅地
  地積    ◯◯◯㎡

  建物
  不動産番号 0000000000000
  所在    ◯◯県◯◯市◯◯◯◯◯◯◯◯◯
  家屋番号  ◯◯◯◯
  種類    居宅
  構造    木造スレート葺2階建て
  床面積   1階 ◯◯◯㎡
        2階 ◯◯◯㎡
 

各項目別に解説します。

1.登記の目的
「所有権移転」とだけ書けば大丈夫です。

2.原因
「平成○○年○月○日相続」とします。相続の発生日は被相続人の亡くなった日です。

3.相続人
「被相続人○○○○」として亡くなった方の名前を括弧書きで記載した上で、相続人の記載をします。
共有にする場合には氏名の前に「持分○分の○」というように記載をすることも必要となります。

4.添付書類
記載のとおり、「添付情報」と「登記原因証明情報」と「住所証明情報」のみで大丈夫です。

5.課税価格
課税価格には、固定資産評価証明の金額に対して、1000円未満の金額が切り捨てられた金額を記載します

6.登録免許税
課税価格の0.4%に1,000円未満を切り捨てたものが登録免許税の金額になります。

7.不動産の表示
各項目については、不動産登記事項証明書の表題部という部分に記載がありますので、不動産登記事項証明書を取り寄せて記載をします。

 

2.添付書類の取り寄せ

登記申請書の用意が終わると、添付書類を取り寄せます。これについては、相続にあたっての、遺言の有無により異なります。
 
遺言がある 遺言書
被相続人の戸籍で除籍と書かれたものか、除籍謄本
相続する人の住民票
固定資産評価証明書
遺言がない 遺産分割協議書
相続人全員の印鑑登録証明書
被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本等
相続する人の住民票
固定資産評価証明書

なお、ここで提出する書類についての原本の還付を受けたい場合には、「相続関係説明図」というものを作成して提出する必要があります。詳しくは、「相続関係説明図の書き方・書式のまとめ」をご覧ください。
 

3.法務局への提出

最後にこれらを法務局へ提出します。
土地登記の名義変更は、法務局で受付をしているためです。どこの法務局でも良いというわけではなくて受け持ちの地域(管轄といいます)がありますので、事前に確認していきましょう。
法務局のホームページで管轄を調べることが可能です。
 

まとめ

以上の3つの手順で登記ができます。
相続による土地の登記名義の変更は知らないと面倒で、司法書士に依頼すればやってくれる手続きです。しかし、自分でできない手続きではありません。本記事を参考に、土地登記の名義変更も自分でやることも選択肢のひとつにしてはいかがでしょうか。
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