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「100年間、家を封印してほしい」という遺言が実現されていた!

ニュース・コラム 2016年1月17日 閲覧数:166

フランスの大富豪ルイ・マンタンの豪邸が1世紀もの時を超えて公開されて、話題になりました。大富豪の遺言が忠実に実行されたことにより実現した、ある意味偉業に賞賛の声も集まったようです。今回はこの遺言で守られた豪邸と、遺言の中身についてご紹介します。


(ブルジョワ時代の代表的な建物:ベルサイユ宮殿)
 

ブルジョワ生活のタイムカプセル!?

前代未聞の遺言

ルイ・マンタンは19世紀後半の華やかなフランスの大富豪で、54歳の若さでこの世を去りました。

100年後の人々に自分の過ごしたブルジョワ生活をありのまま伝えたい」という思いから、100年間豪邸を保存してほしいという遺言を残し、本当に100年もの間豪邸がそのまま文字通り「封印」されていたとのことです。

時はめぐり21世紀に入り、100年が経過したことでついに封印は解かれ、一般の人の目に触れることとなったのです。
 

ブルジョア生活の博物館

しっかりと約束が守られた豪邸の中は、蜘蛛の巣に覆われ、ホコリにまみれ、痛みもひどかったようです。しかし、入念な清掃と3年にも渡る修復作業経て見事に往時の美しさを取り戻し、博物館として公開されました。

ちなみにルイ・マンタンは当時の富裕層の多くがそうしていたように美術品や骨董品の収集にも目がなく、貴重なコレクションがそのまま遺されていて、展示品として見ることができるようになっています。

コレクションの中には、竹が描かれたステンドグラスもあり、日本文化の影響を受けていたことが垣間見られて大変興味深いです。
生涯独身であったにもかかわらず、かわいらしい女性用の寝室も設えられていて、大富豪も結婚を夢ながらも叶わなかったのかなどと、ちょっと切ないような気分にさせられます。
 

100年間保存してもらいたい、という遺言は現代でも可能か!?

「自宅は100年間保存して、使わないでください」という遺言は現代でも可能なのでしょうか?

遺言で特定の人に財産を渡した場合には、原則として受け取った人が利用処分する権限を有することになります。
ですから、使う、使わないということについて制限することは遺言書として残したとしても法律的な有効性は原則としてないといえると考えます。

ただし、条件や期限をつけたりして利用を制限することは考えられます。
「死後100年後に、相続人◯◯の子孫に遺贈する」という遺言は有効ですので、始期をつけた期限付き遺言は有効です。

なお、さらに実効性を上げた方法は民事信託です。
この場合には、受託者を指定し、この者が当該財産を管理したうえで、100年後に特定の者に所有権を移すという契約書を作成します。
受託者も複数つけることもでき、保存してもらうことができるので、100年間は安心して任せられるといえます。
 

まとめ


ルイ・マンタンの遺言のおかげで、華やかなりし貴重な19世紀フランスのブルジョワ文化が、そのままの形で遺されました。公開された後も博物館としてますますその価値を高めていくに違いありません。
 
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