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マイナンバーで財産は丸見えになるの? 知っておきたいマイナンバーの基礎知識

マネー 2016年5月9日 閲覧数:303

マイナンバー制度が始まりましたが、まだまだよく分からないことも有り、不安ですよね。

特に、マイナンバーで財産が丸見えになってしまうのではないかと心配している人が多いようです。今回は、マイナンバー制度について取り上げます。

そもそもマイナンバーとは

マイナンバーって?

マイナンバーは、全国の市区町村に住民票がある国民一人一人に、12桁の異なる番号を付与したものです。この番号は一生変わる事は無く、犯罪等悪用される恐れがある場合等を除き変更できません。

 

マイナンバーカードって?

もう既に自宅にマイナンバーの郵便物が届いたと思いますが、それはマイナンバー通知カードです。マイナンバーカードではありません。マイナンバーカードは、キャッシュカードと同じ大きさのカードで、希望すれば市区町村の窓口で発行されます。

マイナンバーカードには、表面に顔写真、住所、生年月日裏面にマイナンバーが記載され、ICチップが入ったカードです。従来の住基カードに置き換わるもので、マイナンバーカードを発行してもらうときには、住基カードを返納しないといけません。マイナンバーカードは、身分証明としても使え、また電子証明書機能が組み込まれているので、e-Tax(国税電子申告・納税システム)の利用ができ、将来はコンビニで住民票を発行するといったことができる予定です。

 

マイナンバーはいつ使う

マイナンバーが必要なとき

マイナンバーは、平成29年以降の確定申告の際、アルバイトを始めるときや就職の際、失業保険受給の際、福祉や介護の手続きの際、証券会社の口座開設の際などに必要となります。将来的には年金給付の手続きの際にも必要となる予定です。
また、妊娠届け、低体重児出産届の際にもマイナンバーが必要です。

 

どんなことに使われるの?

勤務先に提出した場合は、源泉徴収、年末調整、雇用保険の手続きに使われますが、使うといっても源泉徴収などの書類にマイナンバーの数字を入れ込むだけで、マイナンバーからなにかの情報を得る訳ではありません。実際にマイナンバーを使って情報を得るのは、役所などで、前年の収入や、課税額の確認等に使われます。いままでは別々の制度だった住民票・年金・健康保険・福祉・税金が、マイナンバーで紐付けられ、さまざまな行政手続が簡単になるとされています。また、災害時の被災者支援にもマイナンバーは利用される予定です。

 

どんなことに使われたか確認出来るの?

利用履歴は確認出来る

平成29年1月頃から、マイナポータルというサイトの運用が始まり、自宅のパソコンから自分のマイナンバーがいつ、どんな目的で使われたか確認出来るようになります。また、パソコンを持っていない人のために公的機関に専用の端末が設置される予定です。マイナポータルの利用には、マイナンバーカードが必要になります。(自宅から利用する場合は、対応したパソコン用ICカードリーダーが必要です。)

 

資産は丸見えになる?

行政手続などが簡単になるというマイナンバー制度ですが、この制度によって資産は丸見えになってしまうのでしょうか?

銀行口座はどうなるの?

金融機関の預金口座にも、平成30年を目処にマイナンバーを登録することが予定されています。政府広報では、登録はあくまで任意ということになっていますが、将来的には義務化される可能性が高いと思われます。

預金口座にマイナンバーを登録したら、国や役所に口座情報が管理されてしまうのではないかと心配になりますが、口座情報の確認は、あくまで税務調査生活保護の資産調査などに限られるようです。普通に生活していて何も無いのであれば、口座情報を調べられることは無いと思われますが、税務調査が入れば、銀行に預けてある資産は丸見えになります。相続で税務調査が入れば、銀行にあった故人の資産は丸見えになってしまいます。

不動産資産は?

現在、不動産の所有自体についてマイナンバーを届ける仕組みにはなっていません。
しかし、個人が法人に不動産を売却または賃貸する場合は、マイナンバーが必要とされます。
そのため、一部の不動産に関しては税務署などに把握されることになりますが、マイナンバーが無くとも税務申告をしていたり、固定資産税を払っていたりすれば、分かることで、マイナンバー導入で不動産の資産状況があらたに丸見えになるということはなさそうです。

 

有価証券は?

有価証券を扱う証券会社に口座を所有している場合、2018年末までに証券会社にマイナンバーを届け出なくてはなりません。2016年1月以降に新規に口座を開設する場合は、口座開設の際にマイナンバーの届け出が必要となっています。2019年以降は、税務調査などがあれば保有する有価証券などの情報は丸見えになると思われます。

 

たんす預金はどうなるの?

マイナンバー制度になって、いきなりたんす預金が丸見えになるということはありません。しかし、税務調査などが入ったとき、証券口座や銀行口座の入出金の記録から、どこかに現金があるはずだと指摘されることはあり得るかもしれません。

 

まとめ

現時点では、マイナンバー制度が導入されたからといって、財産が丸見えになるという状況ではないようです。

将来的に、年金の受給手続き、証券会社、銀行もマイナンバーが必要となると、財産は丸見えに近い状態になりそうです。ただし、税務調査や生活保護の資産調査などの場合のことであって、何も無いのに個人の資産が調べられることは無いと思ってよいでしょう。

マイナンバーから何か調べられたのではないかと不安だったら、平成29年以降の話になりますが、マイナポータルで確認すれば安心できるでしょう。

 

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