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契約者貸付制度を賢く使うコツを教えます

マネー 2016年5月10日 閲覧数:1118

急な出費が重なったり、予定していなかった出費があったりするとお金を借りることを考えなければならないこともあるでしょう。

そんなときに保険契約者であれば利用可能な制度である「契約者貸付」についてこのページではお伝えいたします。

契約者貸付とは

 

解約返戻金を担保にお金を借りるのが契約者貸付

契約している生命保険の解約返戻金を担保にして、生命保険会社からお金を借りられるというものです。

保険を解約することなく一時的な資金の融通をしてもらえる制度ということになりますので、保険金の支払い等は続けていく形になります。

契約者貸付制度を利用でいるのは契約をしている本人

配当積立金や、解約返戻金がある生命保険を契約している本人です。契約している保険で契約者貸付が利用できるかどうかは、各保険会社に問い合わせて下さい。

一般に、終身保険、養老保険、学資保険、個人年金などを契約していれば利用できます。

 

借りられる範囲は70%~90%

実際に借りられるお金の額の範囲は解約返戻金の70%~90%の範囲で、保険会社や、契約している保険によって違います。

 

利息は2%~6%

お金を借りるので利息がつくのですが、その利率は各保険会社によって、また保険の契約時期によって違います。一般には2~6%前後です。

一般に、最近の契約した保険の場合は利率が低く、予定利回りが高く設定されていたバブルの頃契約した保険は利率が高いようです。

 

契約者貸付の利用の仕方

利用の手順

実際の利用の手順については生命保険会社によって違うのですが、何通りかの方法があります。

生命保険会社の窓口で申し込む

生命保険会社の最寄りの窓口に行って手続きをします。保険証券、本人確認書類、印鑑などが必要になります。貸付金は通常、掛け金の引き落とし口座に振り込まれます。

書面で申し込む

生命保険会社のホームページ、または電話で申込書を取り寄せます。届いた申込書に記入して本人確認書類などと共に郵送で送り返します。

電話で申し込む

契約している保険会社のお客様センター等に電話して申し込みます。

生命保険会社のホームページから申し込む

自宅のパソコンから、契約している生命保険会社のホームページにアクセスして申し込みます。本人確認が必要になる場合があります。

あらかじめカードを発行してもらい、提携ATMで借りる

契約している生命保険会社で契約者貸付の借り入れ、返済に使う専用のカードをあらかじめ発行してもらいます。

そのカードを使い、提携しているATMで銀行口座のお金を引き出すのと同じ要領で、契約者貸付の借り入れができます。

 

返済方法について

契約者貸付の一般的な返済方法は窓口・送金・ネットバンキング・専用カード

生命保険会社によって違いますが、返済方法もいくつかあります。
返済額も、全額、一部、金利のみなどが選べます。

  • 生命保険会社の窓口で返済する
  • 金融機関で、生命保険会社の口座に送金して返済する
  • pay-easy(ペイジー)などを利用して、ネットバンキングで返済する
  • 専用カードを使い提携ATMで返済する

契約者貸付に返済期限はない

契約者貸付制度には一般に、返済期限はありません。

1年間返済しない場合には複利計算になる

1年間返済しなかった場合、利息分が借り入れ元金に組み込まれる、いわゆる複利での利息計算になります。

たいていの場合は、借り入れから1年後に、利息分だけでも返済しないと複利で計算しますよという通知が届きます。

ですので、できれば利息分だけでも返済しておいた方が良いでしょう。

契約者貸付のメリット、デメリット

急な出費が必要なとき、思いつくのは積み立て預金を取り崩す、保険を解約するといった人も多いと思います。

契約者貸付は、保険を解約すること無く、低利率でお金を借りられるとても便利な制度です。

しかし、契約者貸付もメリットばかりでもありませんので、メリット・デメリットをまとめてみます。

契約者貸付のメリット

  • 借入利率が低い(一般の消費者金融は15%~20%)
  • 借りる際に面倒な審査が無い
  • カードを作っておけば、ATMで借り入れ、返済ができる
  • 自宅のPCや、電話で借りられる
  • 返済期限が無い
  • まとめて返済しなくてもよい

 

契約者貸付のデメリット

  • 返済しなかった場合、保険給付金、払戻金などが減る(精算される)
  • 1年返済しなかったら、複利で計算される
  • 保険が失効してしまう場合がある

保険が失効してしまうというのはかなり稀なケースです。

どのような場合に発生するかというと、返済しなかった契約者貸付金が複利で計算されるうちに、解約返戻金の額を超えてしまった場合です。

この場合は、生命保険会社からその旨通知が来ますので、一部だけでも返済して、保険が失効しないように注意が必要です。

かんぽ生命の契約者貸付

郵便局のかんぽ生命にも契約者貸付制度がありますが、手続きは窓口のみになります。また、返済期限は1年となっており、窓口に行って返済、または借り換えの手続きが必要です。

返済期限を過ぎても返済しなかった場合、借付利率が高くなり、また返済期限から1年経つと契約している保険の保険金額が減額されることがあります。

かんぽ生命の契約者貸付を利用する人は注意して下さい。

まとめ

契約者貸付は、あらかじめ手続きをしておけば、ATMやPCからすぐに借り入れが出来るという非常に便利な制度です。

また、低利率で返済期限もなく、保険の解約も必要ないなど、お金を借りる方法として第一候補にしてよいでしょう。

しかし、利息が複利で計算される、保険の減額(かんぽ)や、保険が失効してしまう場合があり、注意も必要です。

メリット・デメリットを踏まえ、制度をよく理解した上で契約者貸付を利用することが大切です。

また、生命保険会社によって手続きや返済方法、制度が違いますので、必ず契約している生命保険会社に問い合わせて下さい。

 

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