個人賠償責任保険は必要?チェックしておきたい全情報

日常生活の中で他人のものに損害を与えてしまうようなこともあると思います。そのような損害を補償してくれる保険が「個人賠償責任保険」です。このページでは個人賠償責任保険についてお伝えいたします。

個人賠償責任保険とは?

個人賠償責任保険とは、日常生活の中で、他人の身体や他人の財産に損害を与えてしまった場合に、その損害を補償してくれるという保険です。

日常生活の中で起こる様々な事故をカバーする保険です。

個人賠償責任保険で補償がされるケースのまとめ

どんな場合に保険が補償してくれるのか具体的に見てみましょう。

買い物中

小さな子供を連れて買い物をしていると、子供が高価な食器などの展示品に触ってヒヤッとしたことがありませんか?子供でなくとも、ついうっかり上着の裾が展示品にあたったなんてこともあるでしょう。その時、高価な展示品を落として壊してしまった。

ベランダの植木鉢が

マンションのベランダで植物を育てている人も多いと思います。植木鉢を移動させていたら誤って下に落としてしまった。運悪くその植木鉢が下を走っていた車や人にあたってしまった。

自転車で

自転車に乗っていて人とぶつかりそうになったことありませんか?自転車で人に接触して、怪我をさせてしまった。自転車でコンビニに行ったとき、止めてある車にあたって傷をつけてしまった。

水漏れで

毎日使っている洗濯機、いつものように洗濯したら、洗濯機の排水ホースが外れていて、自室が水浸し、あふれた水が階下の部屋にまで届いて、下の部屋のパソコンに水がかかり壊れてしまった、下の部屋の壁紙が汚れてしまった。

子供がいたずらして

ちいさな子供が、隣の家の車にいたずらして傷をつけてしまった。マジックで落書きした。

スキーで

スキーやスノーボードをしていて、他の人と接触。相手が怪我をしてしまった。

飼い犬が噛みついた

普段はおとなしい愛犬。小さな子が手を出してきたとき、犬が何かにビックリして子供を噛んで怪我をさせてしまった。

子供が野球バットを

野球が好きな子供が、バットを振り回して遊んでいたら、友達にあたってしまい怪我をさせてしまった。

上記のような場合、個人賠償責任保険で補償されます。

個人責任賠償保険で補償されないケースのまとめ

  • 契約者、被保険者の故意による損害

  • 被保険者と同居する親族に対する怪我や物の損害

  • 仕事中の事故による損害

以上のような場合は保険の対象になりません。また他にも対象にならない場合がありますので保険会社に確認して下さい。

 

個人賠償責任保険の加入方法

単独保険

個人賠償責任保険単独で加入できる保険会社はほとんどありません。

特約

自動車保険や火災保険を契約していれば、特約として加入できます。保険料はもとの保険契約の保険料に月100~200円程度上乗せされます。

クレジットカード

クレジットカードに付帯されている場合があります。無料で付帯されている場合や、月に300円程度支払う場合があります。

 

個人賠償責任保険の保険の対象になる人、ならない人

保険会社によってちがいますが、自動車保険の特約の場合は、記名被保険者本人(保険契約者と同じ場合が多い)、同居の親族、別居している未婚の子供が保険の対象となっている場合が多いのです。

これに加えて別居の既婚の子供や、本人の後見人までを対象にしている保険会社もあります。

 

個人賠償責任保険の補償の上限

保険会社や保険によって違います。100万円~無制限と幅がありますが、1億円まで補償する保険と無制限に補償する保険が多いです。

国内での事故の場合は無制限、国外での事故の場合は1億円と、国内と国外で保険金の上限がちがう場合もあります。

近年急増中の自転車事故と個人責任補償

最近は自転車の事故が増えており、自転車で怪我をさせてしまった相手への損害賠償が数千万円というケースも発生しています。

2008年には、自転車に乗った小学生の子供が、60代の女性とぶつかり、9500万円の賠償命令という判決も出ています。

また、兵庫県では条例で、自転車保険への加入が義務づけられています。

自転車保険と個人賠償責任保険の関係でいえば、自転車での事故は自転車保険で補償されるのは当然として、個人賠償責任保険でも補償されます。

自転車での事故を含め、日常生活で起こった事故で他人の身体または財産に損害を与えてしまった場合に補償されるのが個人賠償責任保険です。

まとめ

日常生活で何もないのが一番ですが、時に他人に怪我をさせてしまったり、物を壊してしまうこともあるかもしれません。

個人賠償責任保険は今加入している自動車保険、火災保険などに少しの掛け金をプラスするだけで加入できます。

買い物中に子供が展示されている商品を落として壊し、数万円の弁償をしなければならなくなった程度ならなんとかなるでしょう。

しかし、子供が自転車で人とぶつかって数千万円の損害賠償をしなければならなくなったら、その家族の人生は狂ってしまうかもしれません。

子供がいる家庭では絶対に加入しておくべきです。

また、子供がいなくても、日常生活の中でどんなことが起こるか分からないものです。

ちょっとした不注意で数百万円、数千万円の損害賠償をしなくてはならなくなるかもしれません。

個人賠償責任保険は全ての人に加入して欲しい保険です。

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