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変額保険のリスクとは?メリット・デメリット解説

マネー 2016年5月23日 閲覧数:124

生命保険の一つである変額保険は、お得という話もあれば損をするから危ないという話もあり、怖くて選べないかたも多いのではないでしょうか。今回は変額保険について、そして変額保険はどういう場合に選択すればよいのかを解説します。

変額保険は保険でありながら、別の側面ももつ特殊な保険商品であり、リスクとリターンを併せ持っています。
ですが、その特徴を理解していれば、決して怖がる必要はありません。

変額保険とは

変額保険とは生命保険の種類の一つで、保険金の額が変動するものとなっています。

変額保険では、支払った保険料の一部が株や債権などで運用されます。
そして運用結果によっては、支払われる保険金の額が増加、もしくは減少するというリスクリターンのある商品となっています。

変額保険は通常の定額保険とは違いただの保険ではありません。保険に投資の側面を併せ持つ商品となっています。

変額保険と投資信託の違い

変額保険は投資の面を持っています。しかし、一般的な投資信託とは大きく異なります。

・投資信託は資産などの値上がりを狙い購入し、売買することで利益を出すように運用。

・変額保険はあくまで保険であるため、万が一の死亡保険金を目的として運用。

変額保険は投資も複合した保険商品ですが、投資信託は全くの別物です。
スタンダードに投資による利益が狙いなら投資信託、死亡時の保障を目的とするなら変額保険を選ぶのが良いでしょう。

ただし、変額保険には定期的にお金が支払われる個人年金タイプというものがあるので、これを選択する場合はより投資としての一面が強くなります。

また、変額保険は支払われる保険金が税金控除の対象となるため、投資信託にはないメリットがあります。

払われる保険金が変動するが、最低限の保障はある

変額保険の保険金は運用により変動します。変動する保険金額は、死亡保険金、満期保険金、解約返戻金です。

ですが、変額保険はあくまで保険であることから万が一のときに保険金が支払われないとなると大変です。
そのため変動する保険金のうち、死亡保険金だけには最低保障額が定められています。

どんなに運用がマイナスとなっても、死亡時には一定の保険金が保障されているのでその点は安心してください。

満期保険金と解約返戻金には最低保障がない!

しかし、逆に言えば満期保険金と解約返戻金は保障されていません。

契約期間が満了となったときや途中で解約しようとしたときには、契約時に予定していたよりも少ない保険金となるリスクがあります。

例えば途中で解約することになった場合、最悪の結果として解約返戻金が0となる可能性があります。
こうなれば、今までの保険料の支払いは損をしていただけの無意味なものとなってしまいます。

変額保険は、終身保険として活用し死亡保険金を狙う場合は保障があります。
それ以外の場合は、運用計画が立てづらくリスクから切り離されない商品であるといえるでしょう。

変額保険の4つのメリット

メリットについては、以下の4点です。

1. 定額保険よりも保険料が安い

2. 支払われる保険金が増えて得になる可能性

3. 死亡保険金は最低保障額がある

4. 税金控除がある

確実ではありませんが、もし保険料の運用がうまくいった場合は、定額保険に加入していたときよりも大きな得をします。これが変額保険の大きな魅力となっています。

そして運用がうまくいかなかったときでも、一定の死亡保険金は得ることができます。終身までの保険商品として捉えた場合は、損となることはありません。

また、税額控除があるため、投資信託と比較した場合、控除のある変額保険の方が実利益が大きくなる可能性があります。

変額保険の2つのデメリット

デメリットについては、以下の2点です。

1.支払われる保険金が少なくなる可能性

2.保険金を当てにしたライフプランが立てづらい

運用がうまくいかなかった場合、定額保険よりも保険金が少なくなる可能性があり、特に解約返戻金や満期保険金には最低保障がありません。最悪の場合、保険金が0となる恐れもあります。

そして保険金の額が安定しないため、安定したライフプランを立てることが困難になります。

変額保険に入るのをおすすめするケース

変額保険に入るのをおすすめするケースとしては2つあります。

一つは、単純な保険としてではなく、投資・資産運用の一つとして利用する場合に有効でしょう。

投資信託と比較してもプランによっては税金控除を利用して得となる場合もあります。ただし、途中での解約や満期保険金を前提とする場合はリスクリターンが大きいので投資の知識が必要となります。

もう一つは、終身保険として利用する場合です。

途中で解約することなく死亡保険金が目的の場合なら、保険料が比較的安く、保険金が保障されている変額保険に加入するのもよいでしょう。

また保険に入ることで、相続税を減税することにも繋がります。

税理士の先生のコメント

では投資信託とくらべて、変額保険はどのぐらいお得なのでしょうか?オール相続の提携税理士の先生は以下のようにコメントしています。

「変額保険については、保険料を支払うことで所得税・住民税を安くする効果があります。

生命保険料控除といって、一年間で支払う保険料の金額に応じて、税金が安くなる金額が変わります。例えば、年収600万円のサラリーマンが年間10万円の保険料を支払った場合、所得税と住民税を合わせては約1万円安くなります。年収が800万円のサラリーマンの場合には、所得税と住民税が約1万2千円安くなります。(平成28年度で計算)

一方、投資信託に入ることは、株や債券を買うことと同じことです。投資信託を買うことでは直接的には所得税は安くはなりません。

投資信託による利益には、20.315%の税金がかかります。損失が出た場合には、他の投資による利益と相殺したり、損失を翌年以降に繰り越したりできますが、給与や事業の利益とは相殺できません。つまり、サラリーマンの場合は損失が出ても、税金を安くすることができません。

変額保険に入った方が、保険料を支払うことで税金が確実に安くなる仕組みとなっています。」

オール相続 提携税理士

 

まとめ


変額保険は生命保険でありながら投資と役割もある特殊な商品です。なんとなく加入してしまうと損をしてしまう可能性があります。

それでも変額保険ならではのメリットもありますので、しっかりとした目的を持って、変額保険が得となる場合は効果的に利用しましょう。

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