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損をしないための保険の告知書についての基礎知識

生命保険は、「一人は万民の為に 万民は一人の為に」と言う相互扶助の精神で成り立っており、契約者が支払う保険料を運用して保険金を支払う財源を作り出しています。その為、収支のバランスが崩れてしまうと保険金の支払いが出来なくなる危険があります。そこで、契約者間の公平性を保つ為に、幾つかの加入基準を設けています。 その内、最も重要視されている基準を持つのが健康状態です。そして、この健康状態を確認する為、

介護・医療 2016年5月30日 閲覧数:213

生命保険加入時のチェック項目

生命保険を契約しようとした場合、生命保険会社は対象となる被保険者の以下の3点をチェックします。そして、契約をするかしないかの選択をしています。

健康状態のチェック

生命保険加入時に最も重要視されるチェック項目は健康状態です。何故なら、健康状態の悪い人ばかりと契約してしまったら、保険金支払いが激増して収支のバランスが大きく崩れてしまうからです。

告知内容は保険商品によっても異なりますが、特に給付金請求が多い医療保険では詳細な告知を求めます。そして、健康状態によっては契約を見送る「謝絶」の査定を下したり、条件付きでの契約を進めたりしています。

環境のチェック

環境のチェックとは職業による危険度を確認することを指します。入院をする時の原因は病気だけではありません。案外、怪我や交通事故による入院も多いんですよね。そうなると、怪我をしやすい職業はチェックする必要が出てきます。

そこで、職業を告知することが義務付けられており、職業によっては生命保険に加入できない場合や条件付きの契約になる可能性があります。基準は生命保険会社によって異なりますが、以下のような職業が対象になっています。

•高所作業や爆発物を扱う職業

•スタントマン

•テストドライバー

•プロの格闘家(例:ボクサー)     など

道徳上のチェック

保険金殺人やマネーロンダリング(=資金洗浄)などの不正目的に生命保険が利用されていないかと言ったモラルリスクのチェックです。

あまりに収入とは不釣り合いな高額な保険金額や給付金額が設定されていないかをチェックしたり、保険商品によっては保険料の振替口座を契約者名義のみに限定したりしています。

告知の種類

生命保険会社が契約の選択をする為の告知の種類は主に以下の4種類があります。保険金額などにより、告知方法が変わっています。

告知書(告知欄)による告知

被保険者自身が生命保険会社の告知書に健康状態を記入して提出する告知方法です。主に、医療保険やがん保険、年金保険、少額の死亡保険などで用いられています。

健康診断書による告知

健康診断や人間ドックの診断書を告知書として提出する告知方法です。一定額以上の保険金額の死亡保険などで用いられています。

生命保険面接士による告知

生命保険協会の資格試験に合格した生命保険面接士による健康状態の診査を受ける告知方法です。一定額以上の保険金額の死亡保険などで用いられています。

医師による告知

生命保険会社職員の「社医」や生命保険会社が委託している「嘱託医」による健康状態の診査を受ける告知方法です。高額な保険金額の死亡保険などで用いられています。

告知書(告知欄)の質問内容

医療保険やがん保険の告知書では以下のような質問事項があります。生命保険会社によって質問事項は異なっています。

 ・現在、入院中か?

 ・最近3ヶ月以内に入院・手術・検査を勧められたか?

 ・過去2年以内に健康診断や人間ドックで異常を指摘されたか?

 ・過去5年以内に入院・手術を受けたことがあるか?

 ・過去5年以内に7日間以上、医師の診察・検査・投薬を受けたか?

 ・身体障害を持っているか?

該当する場合は、「ありのまま」を記入することがとても大切です。告知書に偽りがあった場合は「告知義務違反」となり、給付金が支払われなかったり、契約解除になる可能性があります。

契約後、2年を経過すれば生命保険会社は契約を解除できないと言われますが、悪質な場合は詐欺とみなして契約を取消し、保険料の返還もしなくていいとされる、「詐欺および不法取得目的による無効」が適用される場合もあります。正直に記入しましょう。

特別条件付契約

生命保険会社は契約の公平性を保つ為に、健康状態等に問題のある場合は条件付きの契約を進めます。これを、「特別条件付き契約」と言います。

特別条件は大きく分けると以下の3つになります。

特定部位の不担保

健康状態の告知から一定部位のみ、病気で入院・手術した場合でも保障をしない契約を結びます。従って、それ以外の病気やケガは保障されます。また、不担保の期間が終了すれば保障されるようになります。

例えば、女性で定期的な健康診断で子宮筋腫を指摘されたと告知して、「子宮の部位不担保5年」と言う条件が付いた場合、契約日から5年間は子宮に関する病気で入院・手術等をしても給付金は支払われないことになります。

ちなみに、他の病気やケガで入院・手術等をしても給付金は支払われます。また、期間の5年間が過ぎれば、子宮に関する入院・手術も保障されるようになります。

  1. 保険金削減

支払われる保険金額を削減して支払う場合があります。また、この保険金削減も、審査の上で、3年・5年と言った期間が設けられる場合があります。

  1. 保険料割増

保険料を割増すると言った特別条件付きの場合もあります。この割増保険料も、審査の上で、3年・5年と言った期間が設けられる場合があります。

まとめ

生命保険契約時の告知は必ず、正確に「ありのまま」を記入することがとても大切です。正直に告知をして下さい。

また生命保険会社によって審査基準が異なっており、1社が謝絶などのお断りだったとしても、他社では審査の通る可能性があります。再度、検討してご自分に合った保険商品を見つけて下さい!

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