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2016最新版!火災保険を徹底比較

『火災保険』に関しては「火事に遭った時に保険金がもらえる」といった漠然とした認識は皆さんお持ちかと思います。しかし、火災保険は″火災″に対してだけ補償されるものではありません。その他の自然災害や人災にまで広くカバーしているモノがほとんどです。
火災保険に対して知識をお持ちの方、そうでない方も含めて、一度、火災保険についておさらいしてみましょう。

マネー 2016年5月31日 閲覧数:277

火災保険の基礎知識

『火災保険』は必要?

火災保険とは、損害補償保険の一種であり、文字通り火事などで住まい、店舗などが被害を受けた際に損害の補償が受けられる保険です。

自宅が火災に遭ってしまうことを考えると、大変心強いもの。

また、ご存知の方も多いと思いますが、隣家の火災の延焼で被った被害に対しては、火元である家からは賠償してもらえません。これは「失火責任法」という法律に拠るもので、火災での損害は一個人に負わせるにはあまりに甚大で、困難という趣旨により定められています。

故意または重大な過失がない限りは、火元となった家(人)には賠償してもらうことは出来ないのです。

総務省の消防白書のデータに拠りますと、平成25年の全国での建物の火災は約25,000件、全国の世帯数は約5,600万世帯ということですので、1年間で1世帯が火事に遭う確率は0.04%

大変低い確率であり、この確率であれば火災保険など必要はないと考える方もいらっしゃると思います。しかし、前述したとおり、自分が火元でなくても火災による被害、損害は補償はされません。万が一の自衛手段の一つとして火災保険に入るという選択は必要なのではないでしょうか。

では、賃貸物件にお住いの場合はどうなるのでしょう。

賃貸物件は借主が貸主に対して、最初に借りた状態で返すという原状回復の義務があります。これは失火責任法よりも優先されますので、火災に遭った際には借主が建物の損害の賠償を負うことになっています。

その為、ほとんどの賃貸物件の契約には、火災保険の加入が義務付けられているのです。

火災保険の対象は「建物」と「家財」

火災保険に加入する際には、保険の対象、目的として「建物」「家財」「両方」のどれかを選択することになります。

「建物」は文字通り家やマンションといった住まいのこと、「家財」は住まいにある家具や衣類といった日常生活で使用しているものを指します。

ただ、家財の対象であっても、通常の火災保険では補償の対象に含まれないもの、特約が必要なものがありますので注意が必要です。

また、自宅が火災に遭い、車庫に止めてあった車に損害があった場合も、火災保険での補償の対象にはならないので、別途、車両保険をかけておかなければいけません。

『火災保険』補償の範囲

火災保険は火災以外の自然災害や人災にも広くカバーしていると先述しました。具体的に、どのような災害に対して補償してくれるのか、一般的な補償について下記にまとめました。

火災:火災保険のベースとなる補償。すべての火災保険に共通して補償の範囲となります。

落雷:落雷による損害。火災に類似するものとして、基本補償にセットとして含まれています。

爆発・破裂:ガス爆発など、なんらかの爆発や破裂による損害。これも基本補償にセットされています。

風災・雹災・雪災:台風などによる損害、雹による屋根や壁、窓などの破損、雪の重みで屋根が潰れたりといった損害を補償します。

水災:大雨や河川の氾濫による倒壊、浸水被害への補償。しかし、地震が原因で起こる津波での損害は補償されません

水漏れ:給排水設備の故障などで床が水浸しになった場合や、マンションでの階上からの水漏れの被害などへの補償。

落下・飛来・衝突:建物の外部から来る物体による損害に対して補償。強風で物体が飛んでて損傷した場合は風災の対象となりますので、補償はありません

盗難:空き巣や強盗によって、建物に損害を被った場合に補償されます。「家財」にこの補償をつければ、現金も一定の金額の範囲で補償されます

騒じょう:デモなどの騒乱による建物への損害があった場合に保証されます。

諸費用(見舞金):保険金が算定され、実際に支払われるまでの期間中の臨時費用を補償します。

上記に挙げた以外にも、保険会社によって追加特約が出来るものもあります。

地震への補償は火災保険とセットの地震保険への加入が必要

先述した補償の種類には地震による損害に対しての補償は入っていませんでした。

東日本大震災の際に話題になったので、ご存知の方も多いと思いますが、地震の起因による火災、水災などは火災保険では補償されません。地震での損害への補償は地震保険でしか補償されません

また、地震保険は単独での加入は出来ず、火災保険とのセットでの加入となります。

これは、地震による被害規模は甚大であり、保険会社の支払い能力を超えてしまうので、政府が運営し、保険会社と分担して補償を行うからです。

その為、火災保険とは様々な違いがあり、保険金額は火災保険の3割~5割、補償金の限度額も建物が5000万円、家財が1000万円までと定められてます。

とはいっても、補償があるのとないのでは大違いです。近年、巨大地震のリスクが高まっているといわれていますので、火災保険と併せて加入することを考えておいた方が良いのかもしれません。

あなたに最適な火災保険は?タイプ別おすすめ火災保険

自分の住まいを様々な災害のダメージから守るために有効な火災保険。しかし、『何でもいいから加入』するのでは、保険料は高くなってしまいます。余裕のある方は問題はないと思いますが、本来あまり必要でないものにまで保険をかけてしまうよりは、出費を抑えて、その分を蓄財に回したいところ。

ここでは、各社から出ている人気の保険商品を比較し、おすすめのポイントをご紹介します。ご自分の環境と照らしわせていただき、火災保険を契約、見直しする際の目安としてみてはいかがでしょうか。

【総合補償型の火災保険なら】東京海上日動『トータルアシスト住まいの保険』

大手損害保険会社、東京海上日動の火災保険です。短期更新型の保険商品となっており、保険期間は1~5年となっています。5年以上の契約を希望する場合は保険会社に相談する必要があります。

保険金は、再取得価額(対象と同一の物を再築または再取得するのに必要な金額)によって算出されるシステムとなっています。

「充実タイプ」「スタンダードタイプ」「マンションタイプ」の3つの基本プランが用意されていて、基本補償に水濡れ・盗難が含まれており、失火見舞金などの費用保険もセットされています。

ひととおりの補償を揃えたオールインワン型の火災保険として人気、知名度の高い保険商品です。基本補償はもちろんながら、こちらの保険の魅力は「事故防止アシスト」「メディカルアシスト」といった日常生活に役立つサポートが自動付帯しているところです。

「事故防止アシスト」は自宅周辺で起こった事故や防災、防犯情報を配信してくれるサービス。「メディカルアシスト」は東京海上日動のグループ会社を通じて、24時間対応で医療相談や医療機関案内等が受けられるサービスです。また、住まいの選べるアシスト特約を契約すれば、専門の会社によるカギのトラブルや水回りのトラブル対応へのサポートをしてるれる「緊急時助かるアシスト」も受けられます。

補償がセットされた総合補償型のため、補償の自由度といった点では劣りますが、カスタマイズ型で同程度の補償を備えた場合の保険料と比較したらリーズナブルな場合が多くなります。基本は1~5年の保険期間ですので、短い期間での契約で充実した補償をかけたい方は候補にしてみてはいかがでしょう。

【最新の住宅設備にも対応の総合補償型】三井住友海上『GKすまいの保険』

三井住友海上が販売している総合補償型の火災保険です。保険の期間は1年~5年の『GK住まいの保険』6年~10年の『GKすまいの保険・スーパーロング』があり、短期・長期とも対応しています。保険金額は、新価(再調達価額)によって算出し「建物保険金額設定上限額」の10%以上~100%以下の範囲内で契約者が設定します。建物が全壊の場合には経過年数にかかわらず、設定した保険金額が支払われます。家財については、評価額にかかわらず、100万円から1万円単位で設定することが出来ます。

こちらは保険は、補償の内容を6つに分け、補償の数ごとに「6つの補償プラン」から「2つの補償プラン」といった形で、5つの補償プランが用意されています。

保険料はリーズナブルで、「水災」補償を追加した場合の保険料は、上記の東京海上日動などの総合補償型と比較してもお得となります。「6つの補償プラン」、「5つの補償プラン」、「4つの補償プラン+破損汚損プラン」のみとなりますが、水回りの応急修理やカギあけといったサービスを受けられる『くらしのQQ隊』が付帯しています。

保険の対象がマンションの場合には、バルコニー修繕費用等特約(上限30万円)が自動でセットされています。

また、「6つの補償プラン」または「4つの補償+破損汚損プラン」の場合にのみセット出来る「住居用建物電気的・機械的事故特約」は給湯設備や床暖房、IHクッキングヒーター(ビルトインタイプ)の故障損害を補償しており、オール電化などの最新の住宅設備のあるご家庭には嬉しい補償内容となっています。

水災のリスクの高い住環境や、最新の住宅設備を備えたご家庭には、サービス・料金の面で候補となり得る保険ではないでしょうか。

【必要な補償を自由に選択】AIU保険『スイートホームプロテクション』

アメリカ最大手の保険会社AIGのグループであるAIU保険が提供する火災保険です。カスタマイズ型の火災保険で、基本補償(火災・落雷・破裂・爆発、損害防止費用)以外の補償をすべて自由に選ぶことが出来ます

魅力は、自由度の高い補償内容とお手頃な保険料。先述したとおり、基本補償以外の補償の選択はもちろんながら、水災に関しては損害の程度にかかわらず、発生した損害額を100%補償してくれるプランも用意されています。

また、建物の設備・性能により、耐火性能割引やオール電化住宅割引、発電エコ住宅割引やタバコを吸わない家庭向けのノンスモーカー割引も利用できます。

物体の落下・飛来・衝突等、水濡れ、騒じょうに伴う破壊行為による事故の場合に「事故時諸費用保険金」として、損害保険金の10%~30%まで、「残存物取り片づけ費用保険金」が損害保険金の10%までが自動付帯されるのは高ポイントではないでしょうか。

保険料はカスタマイズ型なだけに他と比較しても安く抑えられ、地震保険を付けても総合補償型に比べて有利なケースが多いです。

保険金額は新価実損払い方式となっており、保険期間は1年~10年までの期間で選ぶことができます。

ご自身の住宅リスクをはっきりと認識されている方、オール電化や太陽光発電などの機能を備えたご家庭には候補となり得ると思います。

【建物・家財の補償を自由にカスタマイズ】セゾン自動車火災保険『じぶんでえらべる火災保険』

こちらもAIUの火災保険と同様にカスタマイズ型の火災保険です。自由に補償内容を選ぶことができ、2008年の販売開始以来、順調に売り上げを伸ばしている火災保険です。

その一番の特徴といえば、名前の通り、「建物」と「家財」それぞれの補償を自由にカスタマイズできる点です。「火災」「落雷」「破裂・爆発」の基本の補償をベースに、契約者自身の希望、必要な補償を「建物」「家財」それぞれ自由に選べます。

自分で本当に必要な補償をピックアップしていくことで、保険料の節約が可能になります。地震保険をプラスした場合の料金は、総合補償型の火災保険より大幅に安く抑えることができます。

保険金は新価実損払いとなっており、保険期間は1年~10年の期間で自由に選ぶことができます。家財の保険金額は再調達価額の範囲内で100万円から10万円単位で自由に設定することができます。加入後に家財が増減した場合は、その都度保険金額の見直しが可能です。

上記に挙げた点だけでなく、ホームページ上で個人情報を入力することなく、すぐに見積りが取れるので、購入の検討はもちろん、他社との比較といった点でもハズせない保険であると言えます。

【マンション・高台の一戸建て、地震の備えを万全にしたい人向け】損保ジャパン日本興亜『THE すまいの保険』

損害保険会社大手の損保ジャパン日本興亜の火災保険です。特徴は各プランに「水災」が外されたパターンを用意していることです。マンションや高台の一戸建てにお住いの方で、あらかじめ水災のリスクは排除できるという方にとっては良いのかもしれません。

もう一つの特徴は地震火災特約です。現状、地震保険で受け取れる保険金額は最大でも火災保険の50%までとなっています。この地震火災特約は、30プランの場合は25%、50プランの場合は45%を地震保険に合算して補償されます。費用保険金の5%をプラスすることで、30プランなら80%、50プランなら100%の補償が受けられます

この他に付帯サービスとして、「すまいとくらしのアシスタントダイヤル」がすべてのプランで付帯します。特に水回りや、カギのトラブルの応急サービスを無料で受けられるのは、日常で起こり得ることですので安心できます。

保険金は評価済保険を採用しているため、加入時の建物評価額が保険期間中に適用されます。

保険期間は基本は1年となっていますが、保険会社との相談で長期にすることも可能です。長期の場合は、月払い・年払いにすることで保険料が割引になります。

マンションや高台にお住まいの方で、地震への備えは万全にしておきたい方はもちろん、日常生活で起こり得るトラブルにも対応ができる保険をお探しの方には候補となるのではないでしょうか。

まとめ

ここではネット上で人気のある火災保険を5つに絞って取り上げましたが、印象としては節約志向型とも言い換えられる「カスタマイズ型」、手厚い補償やサービスも付帯されている「総合補償型」の二極分化になっているように感じられました。

もちろん、綜合警備保障会社のセコムグループから販売されている「セコム安心マイホーム保険」のように、ホームセキュリティと組み合わせることで大幅な割引きを受けられる商品も条件によってはおすすめです。

しかし、補償の内容自体はどの保険商品もあまり差は感じられませんでしたので、自由度が高く、費用を抑えられる「カスタマイズ型」と、付帯サービスで商品の差別化ができる「総合補償型」の二極化は今後も進んでいくと思います。

ここで取り上げた保険商品以外にも、各保険会社から様々な火災保険が販売されています。加入、見直しをお考えの方は、複数の会社の保険を一括で比較できるサイトを使って、料金の比較から候補を絞っていくのも一つの方法として良いのではないでしょうか。

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