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遺留分について

ぽんぽんさん 遺産相続の準備 2015年6月22日 東京都

私は3人兄弟の次男です。先日父が死亡しましたが、父は公正証書遺言を残していました。その内容は、私と長男に全財産を相続させるというものでした。私たちと三男は仲が悪く、父の介護の際にも喧嘩をし、三男は介護を一切しませんでした。父が死亡し、葬儀が行われた際、三男に遺言書を見せようかとも思いました。しかし、その場で伝えると言い争いになるため、見せることができませんでした。知人から話を聞いたところ、このような遺言があっても、三男には遺留分が認められるそうです。三男はどの程度の遺留分がもらえ、私たちは三男に遺言書を見せる際に何に気を付ければよいのでしょうか。また、遺言書を見せないとどうなるのでしょうか。

回答日:2015年6月22日

ご回答いたします。

まず、三男の方の遺留分については、知人の方が仰る通り認められます。
割合ですが、今回のケースですとお父様の相続人は、
長男の方、ご質問者様、三男の方の3人のようですので、
遺産全体の6分の1が、三男の方の遺留分となります。

それから、三男の方に遺言があったことを伝え、その内容を明らかにし、
必要があれば現物を見せるというのはとても大切なことですが、
普段から仲が悪かったために、自分たちから見せるのは難しい…という場合は、
遺言執行者を立てる、という方法が一つ考えられます。
遺言執行者は遺言の内容を実現するための人で、
家庭裁判所に選任を申し立てることで選ばれます。
その人に、遺言について三男の方に通知する作業をしてもらい、
三男の方が了解すれば、遺言の内容通りの相続手続を進めてもらいます。

もし、三男の方が遺留分減殺請求なり、遺産分割の調停を申し立てたならば、
その中で対応することになります。

なお、遺言書を見せない行為自体が直ちに刑事罰などにあたるかというと、
そのようなことは全くないのですが、
見せないまま相続手続を進めてしまうと、遺言の無効を訴える訴訟を提起されるなど、
兄弟が裁判で争うリスクは増大するかと思われます。

参考になれば幸いです。

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