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相続税はいくらくらいかかるのか

クワガタ大学の客員教授さん 2016年5月31日 京都府

自分の家には何千万という財産は到底ありません。築40年の古い家と土地と数百万円の預金があるだけです。父親が余命の宣告を受けています。父の兄弟が面倒なので預金を今のうちに下ろした方がいいとか言っています。急いでそんなことをしても生前贈与で税金を取られてしまうのではないでしょうか?これは意味があることなのですか?

回答日:2016年6月20日

親戚の方が「預金を今のうちに下しておいた方がいい」と言うのは、お父様が亡くなるとお父様名義の預金は銀行によって”凍結”されてしまい、下すことができなくなるからだと思われます。

本人が亡くなると、すべての財産は便宜的に、法定相続人が「共有した」ことになります。預金を下ろすためには、遺言で相続(遺贈)する人が決まっているか、(遺言がない場合には)法定相続人全員で「遺産分割協議」を行い預金を相続する人を決めなければなりません。その間、たとえ近しい親族であっても預金は動かせないのです。

あなたがお父様の通帳とハンコ、あるいは銀行カードを預かっている”管理者”なら、いつでも預金を引き下ろすことができます。葬式費用等に充てるため一定金額を確保しておいた方がいいかもしれません。
この行為は贈与とは関係がありません。
(一気に全額を下すようなことをすると、後々税務署に指摘される可能性があります。あくまでお父様の委託を受けて行っていることです。だから下す際には葬式等の予算を立て、それに沿った金額を下し、使い道についてはすべて領収書をもらい、「これこれに使った」と説明できるようにしておいてください)。

相続が発生して相続税が掛かるか否かは、財産状況を伺っていないので正確には回答できません。
お父様の子があなただけでお母様が存命でないとすると、法定相続人はあなた1人です。親戚の方は相続人ではありませんから、(相続に関しては)口出し無用です。

相続税では「基礎控除額」が決まっているので、それ以下の財産を相続する場合は相続税がかかりません。
<基礎控除額=3000万円+600万円✕法定相続人数>
相続人があなた1人だとすると、基礎控除額は3600万円です。

お父様名義の家と土地の評価額が3000万円を超えていても、同居の親族や、非同居だが自分や配偶者の持ち家にここ3年来居住していない親族の場合は、「実家」を相続するときに「小規模宅地の特例」を受けることができます。これは居住用宅地などを8割引きで相続できるという決まりです。
ですから文面から推測する限り、あなたが相続税を払う可能性は低いと思います。

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