menu

相続の専門家を検索

相続と兄弟

最後の瞬間まであなたと一緒だなんてさん 2016年5月31日 京都府

兄弟とのトラブルです。財産と呼べるのは田舎にある家だけです。父親が半年前に死にました。兄弟は私と兄だけです。兄は認知症である母親の世話をせずに母親の面倒は見ない家は俺がもらう、財産は渡さないと言っています。法律的にはそんなことは無理だと思いますが俺は弁護士に相談すると全く話し合いに応じません。こんな場合朝廷や家庭裁判所に相談するしかないのでしょうか?

回答日:2016年6月19日

状況がよく分かりませんが、お兄さんとの話し合いはまとまりそうもないですね。

遺産分割の方法には順番があります。
指定分割→協議分割→調停分割→審判分割 です。

指定分割は「遺言書」で遺言者が分け方を指定することです。
今回これはなかったようですね。
協議分割がいわゆる「遺産分割協議」です。
あなたはお兄さんに声を掛けたもののケンカ腰で、けんもほろろに”突き飛ばされて”しまいました。
当事者(法定相続人)だけでの話し合いはもはや無理。

というわけで登場するのが「調停分割」です。
家庭裁判所にお出ましを願うのです。
お兄さんはそんなことを望んでいないでしょうから、あなたがお近くの家庭裁判所に出向き、遺産分割協議に対する「調停申立書」に記入して提出します。すると裁判所はあなたとお兄さんに呼出状を送付しますから、決められた期日に家庭裁判所に出向きます。

調停には調停委員が同席します。
あなたたちは順番に調停室に呼ばれ、調停委員に言い分を伝えます。
当事者が直接話し合いをするわけではありません。
調停委員は中立の立場で話を聴きます。
調停がまとまると調停委員が「調停証書」を作成してくれるので、以後の相続手続きができるようになります。

調停まとまらない場合はどうなるでしょう。
審判分割に移ることになります。
今度は当事者の話し合いではなく、家庭裁判所が遺産分けの内容を決めます。
審判分割をしてもらうには,あなたが家庭裁判所に申立書を提出して審判請求をしなければなりません。
裁判所が分け方を決めると、民法900条の「法定相続分」通りになります。この条文が分け方の基準になっているからです。

ですからあなたはお兄さんの無茶苦茶な言い分に屈する必要はまったくありません。
家庭裁判所に行って調停申立をしてください。
この段階で弁護士を介在させる必要はないでしょう。

質問に回答・返信するには、ログインしてください。

「遺産相続の準備」に関する相談Q&A

キーワードから相談を検索する

疑問・悩み事など気軽に質問してみましょう!

「遺産相続の準備」に関する他の記事

ページトップへ

Copyright © 2015 All Partners Inc. All Rights Reserved.