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信託契約書雛形1

未設定さん 2018年9月5日 京都府

「老後の安定のための信託」信託契約書雛形1
大変に参考になりました。細かい質問になりますが、ご指導いただけるとありがたいです。
1、①第2条「およびS1の妻であるS2両名」と
②第5条「(2)S1の配偶者S2」を記載すると、贈与税の問題がありませんか?
2、第5条2の「A」は「T]と同一人(相続人)でいいですか?また、その次の「なお・・・」の文言の意味と必要性がわかりません。
3、第6条2は必要でしょうか?記載する理由は何でしょうか?

回答日:2019年4月30日

未設定さん、8か月も前に質問されていたのですね。長い間気づかなくて申し訳ありませんでした。
誰も回答しなかったということは、家族信託の専門家が、それほど少ないということを物語っているのかもしれません。
質問1について。
S1、S2はご夫婦のようですから、S1が委託者になり(S1本人が当初受益者になるのは当然として)配偶者のS2を受益者にしたのは、第一に、この信託は「自己信託」と言われる家族信託ですから、受益者がS1単独だと、委託者兼受託者兼受益者がS1となり、この信託は1年で強制終了となってしまいます。
それを避けたのですね。
これが「贈与にならないか?」というのは卓見ですね。
確かに、他益信託の要素がありますから、一見「贈与」に該当しそうです。
そのように思われないよう、通常は「S2が得る受益権はS1の扶養の範囲内とする」などの文言を入れて、課税されるのを防ぎます。
この文言がなくても、夫婦が夫の収入のみで生計を営んでも贈与にはなりませんから、信託の網をかぶせてもその課税関係は変わらないでしょう。。

質問2について。
私にもここはちょっと意味不明ですね。TとAの人物関係がどこにも表記されていないので意味のくみとりようがありません。
文脈からすると、「T」と「A」は別人で、Tは一定の信託知識を持っている友人、「A」はS1の相続人なのかもしれません。
第5条2の「なお……」以下の記述も、何を言いたいのかよくわかりません。ただS1は、たとえ妻が先に亡くなっても、Aの受益権は変えないよ、と言っているように見えます。

質問3について。
第6条2では「受益者が死亡しても、その受益権は相続の対象にならないぞ」と言っているのだと思います。
受益権というのは「債権」なのですよ。債権とは、人に何々せよと要求できる権利のことです。相続財産は、民法の規定によれば「被相続人が亡くなった瞬間に、法定相続人の共有財産になる」ので、遺言によってしかこの関係性を崩せません。
しかし信託法における「受益権」は債権ですから、「受益者が死んでも、勝手にその相続人には引き継がれないよ」と契約に書いておけば、その通りになるしかありません。
委託者がなぜそのようにするのか、この信託の人間関係が見えてこないので真意はわかりませんが、とにかくこの一文により、信託契約によらないで受益権が相続人に渡ることはない、ということになります。

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