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【遺言状について】

h2458225iさん 遺産相続の準備 2015年11月24日 北海道

【遺言状について】
 先日、朱色で斜線された勤務先の金庫に保管された遺言状が無効とされました。
 新聞報道によりますと、斜線は、一般的には、破棄する意味であると解したとされます。
 しかしながら、この遺言状は、朱色で斜線が引かれた後も、
勤務先の金庫に保管されていたものですから、次のような不安が残ります。
 すなわち、どの程度、遺言状の紙面に、支障となる線が引かれているかは、
やはり、難しい問題であるからです。
 この事例は、無効とされました。
 しかし、事例によっては、朱色で遺言状全体に斜線が引かれていても、
有効と考えられる場合も、あるのではないでしょうか?
 このような遺言状も、紛争にならずに、有効とされ、相続が確定された事例もあるはずです。
 だから、これから遺言状を残す場合は、このような取り扱いは止めることになるでしょう。
 しかし、知らずに、この取り扱いを継続している場合は、
どのようになるか、わからないです。
 特に、被成年後見人の場合、問題になるかもしれません。
 もっとも、金庫の保管については、この遺言状は、草稿段階であって、
最終的に、遺言状として効力を発生させる意思がない草稿と、考えたのでしょうか?

回答日:2015年11月24日

最高裁は「破棄」と判断した模様です。
今回の事例は、「斜線が引かれた遺言書は全て無効」と言っているわけではなく、様々な観点から総合的に判断して、「遺言を遺した人の意思を尊重して」”無効”としています。

ただ、この事例は「斜線を引いたのが本人かどうかに争いがない」「遺言者の意思能力に問題がない」ことから争点とはなっていませんが、ご質問者様の指摘通りの問題が潜在していると考えます。

公正証書遺言、自筆遺言、どちらの方式にせよ、メリット/デメリットがあることを考慮の上、専門家に相談して最良の方法を選択されることを提言いたします。

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