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前妻の子の相続について

まる子さん 遺産相続の準備 2015年12月8日 東京都

私たち夫婦には子供がいないのですが、主人は再婚で先妻との間に子供が一人います。今住んでいるマンションは主人の名義なのですが、主人が先に亡くなった場合、やはり財産の半分をその子にあげなくてはいけないのでしょうか?主人はごく普通のサラリーマンで、マンション以外これといった財産はありません。子供に権利があるのは分かっていますが、年老いて一人になった時に家を売るような事になったら生活できないのではと不安です。遺言などの方法で、家だけでも自分に残してもらうようにすることはできますか?その時、先妻の子が不服で裁判を起こした場合、財産の半分を払わなけれならなくなる可能性はあるのでしょうか?

回答日:2015年12月9日

まる子さん初めまして。
まる子さんのご主人(以下「ご主人」という。)が遺言を作成せずに、万一亡くなった場合は、まる子さんがご主人の遺産の2分の1、ご主人と先妻さんとの間に生まれたお子さん(以下「お子さん」という。)がご主人の遺産の2分の1ずつ、それぞれ法定相続分を有することになり、現在お住まいのマンション(以下「マンション」という。)は持分2分の1ずつの共有状態になります。そして、かかる共有状態を解消したいのであれば遺産分割が必要となります。

そこで、ご質問にあるとおり、ご主人が、マンションはまる子さんに相続させる旨及びその他の財産はまる子さんとお子さんに按分して相続させる旨又はその他の財産はそのお子さんに相続させる旨の遺言書(公正証書遺言での方式をお勧めいたします)を作成することにより、まる子さんがマンションに関しては一応自分のものとすることが可能になります。
ただし、お子さんには、ご主人の遺産総額の4分の1について遺留分を有しているため、お子さんに遺言により相続させる財産が上記遺留分額に満たない場合には、まる子さんはお子さんから遺留分減殺請求をされる可能性があります。
その場合に、マンションを売却せず、減殺をうけるべき限度において金銭で弁済してマンションの返還義務を免れることは一応可能です。
また、付言で自分が亡き後相続人間で争わないことを希望する旨記し、任意にご主人の意思を尊重してもらうことも可能ですが、残念ながら付言には法的拘束力はないので、遺留分を主張するか否かはあくまでお子さん次第ということになります。

遺言書を作成するか否か、どういった内容の遺言にするかは、ご主人が決めるべきことですし、少々デリケートな内容でもありますが、一度ご主人と話し合われたほうがよいと思います。
その際には、ご夫婦で一緒にお近くの専門家のところにご相談に行かれるか、専門家が開催する終活セミナーや遺言書作成教室といった無料セミナーに参加されてみることをお勧めいたします。
ご参考になれば幸いです。

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