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父が余命宣告され、土地と家の処理をどうすれば良いのか気になります

ぱるもーるさん 2016年1月10日 宮城県

実家に父と二人で住んでいます。家族構成は父と私のw人暮らしで、私には兄と妹がいます。父の介護をしながら仕事をしている状態ですが、父が余命3ヵ月と診断されました。
土地と家の名義は父の物です。他にめだった資産などは無く、借金も無い状態です。
母はすでに他界しています。
兄も妹も介護には協力的ではなく、このまま父が亡くなったら、私は住む家をどうすればいいのかと心配です。
この場合、私が家と土地を相続することは可能でしょうか?
それとも何らかの形で分割が必要になるのでしょうか?
よろしくお願いします。

回答日:2016年1月10日

ぱるもーるさん はじめまして
FP税理士の柴田博壽と申します。
お答えします。お父様に万一のことがあった場合、遺産は、民法上、ご兄弟が分の1ずつ分け合うということになります。
とはいいましても最終的には、3人の話し合い(「遺産分割協議」といいます。)によらなければいけませんね。
ぱるもーるさんは、これまでお父様と同居しながら、介護をされてきた訳ですから、このことをお兄様と妹さんにどのように評価して貰えるかということが鍵になってくると思います。
ただ、お父様の財産の組み合わせは決して理想的とはいえません。
もし、ぱるもーるさんの寄与分を認めて貰い幾分取り分を多くしてもらった場合なら遺産をうまく分け合えるかという問いかけに答えるのは難しいですね。
つまり、遺産の大部分が居宅の土地、建物であるとすれば、ぱるもーるさんの取り分を少し多くして3人の割合を2:1:1としたところで、お兄様と妹さんに遺産を分け与えることができないことになりますね。
しかし、このようなときにも分割する方法がいくつか考えられます。生命保険の活用による方法もありますが、また「代償分割」という方法もあります。
これは、お兄様と妹さんには、直接、遺産からではなく、ぱるもーるさんがまず、全部の遺産を相続し、お二人には、ぱるもーるさんの預金など固有の資産の中から渡すか、遺産の一部を売却して作ったお金を渡すという方法です。
先ほどの例で相続財産の総額が2,000万円であった場合、お二人には各500万円で合計1,000万円を用意しなければいけません。
これは、ほんの一例で、他により良い方法がみつかるかも知れません。
まず3人でどのように遺産を分ければ良いのかを話し合ったうえでファイナンシャルプランナー等にご相談してみてはいかがでしょう。

回答日:2016年1月10日

法定相続分は、ご兄弟が3分の1ずつとなりますので申し添えます。


回答日:2016年1月11日

父存命中に遺言を作成することが可能か、可能であるとしても、遺言能力が争われないためには公正証書で作成する必要があるでしょう。遺言で全部を相続させるということであっても遺留分の問題は残りますが、金銭的解決の場合でも法定相続分の2分の1なので、対処の見込みも出てくるかと思います。いずれにしても相続開始後において、希望するような分割ができない場合には調停で解決することがのぞましいでしょう。

回答日:2016年1月11日

父存命中に遺言を作成することが可能か、可能であるとしても、遺言能力が争われないためには公正証書で作成する必要があるでしょう。遺言で全部を相続させるということであっても遺留分の問題は残りますが、金銭的解決の場合でも法定相続分の2分の1なので、対処の見込みも出てくるかと思います。いずれにしても相続開始後において、希望するような分割ができない場合には調停で解決することがのぞましいでしょう。なお、この段階で遺言書を公正証書で、と言う場合に一度弁護士に相談したほうがいいかもしれません。

回答日:2016年1月11日

ぱるもーるさん
弁護士先生のコメントに「遺留分」という語彙がありました。ご存知とは思いますが、遺留分とは相続人のうちの特定の人が遺産の全部を独り占めしたり、他の人より圧倒的に多い割合で相続した場合に生じる問題に対処する民法上の規定です。
つまり、他の相続人に不公平感が生じないように法定相続分の2分の1は保障されるというものです。
しかし、このことも考慮に入れながら、どのように分け合えばよいか、いわゆる相続人全員で十分に遺産分割分割協議を行ってたうえで分け合ったのであれば、遺留分の主張は生じ得ないのでしょうし、調停まですすむこともないでしょう。
しかも、ぱるもーるさんのご質問からは、ご家族で争われることが必死という状況は全く伺われません。まずは、分割の方法論についてお尋ねになられたのだと思料されます。是非、3人で充分に協議をなさって円満に解決されるようお勧めします。協議の場に弁護士、司法書士といった専門家がおられれば、スムーズにいくと思われます。
遺産分割協議が整わないと相続税の計算で小規模宅地の評価減の特例という大きな節税の効果を享受できないことにもなりかねません。この点はご留意ください。
ごご参考になれば幸いです。

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