遺産分割協議書の書式集、書き方のポイント

相続がおこった場合、凍結された預金や不動産名義の変更のために遺産分割協議書を作成する必要があります。
どのような書式にすればよいか、書き方のポイントなどを解説していきます。

遺産分割協議書の書き方のポイント

遺産分割協議書は相続がおこったときにいろいろなところから用意するように言われれる書類です。書き方のポイントは次の3つです。

ポイントは3つ

  • だれがどの財産を相続するかがわかる
  • それぞれの相続人が取得する財産の金額がわかる
  • 相続人全員が合意していることがわかる

 

3つのポイントの具体的内容

なぜ、この3つは大切なのでしょうか?

どんなときに遺産分割協議書が必要とされるのか?を理解すると、この3つのポイントが大切かがわかります。

1.だれがどの財産を相続するかがわかる

銀行での名義変更を例にあげます。複数の銀行口座がある場合は、銀行側としてはどの支店のどの口座を名義変更すれば良いかを確認したいはずです。
したがって、支店名・口座の種類・口座番号を遺産分割協議書に書いておくとスムーズに名義変更ができます。

2.それぞれの相続人が取得する財産の金額がわかる

税理士に相続税の申告を依頼したときを例にあげます。相続税の計算は財産の金額を基礎にしますので、税理士としては、いくらの財産が相続されたのかを確認したいはずです。
したがって、なるべく相続する財産の金額を遺産分割協議書に書いておくとよいでしょう。

3.相続人全員が合意していることがわかる

遺産分割協議は相続人全員の合意がないと法的には無効になってしまいます。
合意があったことは署名、実印での捺印、実印の印鑑証明書をもって証明されます。
必ず、相続人全員から同意を得るようにしましょう。

 

書式例1(隠し財産があとで見つかった場合に備える)

下記に書式例を挙げて、書き方のコツを解説していきます。

分割協議書を作成して、しばらくしてから被相続人の隠し財産が見つかった、ということもあり得ます。あらかじめ、第3条のようにだれが取得するかを決めておくことができます。

            遺産分割協議書

被相続人鈴木太郎の遺産については、同人の相続人の全員のおいて分割協議を行った結果、各相続人がそれぞれ次のとおり遺産を分割し、取得することを決定した。

第1条 相続人鈴木花子が取得する財産

(1)○○銀行△△支店の被相続人鈴木太郎名義の普通預金

   口座番号 1234567

第2条 相続人鈴木一郎が取得する財産

(1)株式会社□□の株式

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