相続でのゴルフ会員権の名義変更手続きのまとめ

亡くなった方がゴルフのプレーが好きだった…そんな場合には遺産に高額なゴルフ会員権が含まれていることもあるでしょう。この記事ではゴルフ会員権の名義変更について解説します。

ゴルフ会員権の名義書換の方法

ゴルフ会員権を相続すると、まずは、そのゴルフ会員券を購入した会社へ名義書換の申し入れます。具体的な手続きは、会社によって異なりますが、多くの場合は以下の書類を必要とするようです

必要書類1:戸籍謄本等

相続関係を確定するために揃える必要があります。戸籍謄本はコンピューター化以降のものは「戸籍事項全部証明書」と呼んでいます。

戸籍が転籍になっているような場合はその前の除籍謄本を、戸籍法の改正があった場合にはその時点での改正原戸籍謄本を取り寄せ、相続関係をきちんとゴルフ会員権を購入した業者に説明できるように揃えます。

戸籍は除籍謄本一部につき750円の金額かかることが通常でしょう。

必要書類2:相続同意書

被相続人所有のゴルフ会員権を誰に相続させるか明らかになった書類が必要になります。

ゴルフ会員権は基本的に1人にしか相続ができません。ですので、相続をする事になった人も含めた、全相続人の住所、氏名、実印押印等を記載した相続同意書を作成する必要があります。

相続同意書はゴルフ場によって書式が違います。

ゴルフ場指定のフォーマットを用意しているゴルフ場もあれば、相続人側で作成をしてもらうゴルフ場もありますので、ゴルフ場の案内をしている人に質問をしましょう。

印鑑登録証明書(印鑑証明)

相続同意書に押印した実印の印鑑登録証明書の提出が必要になります。

入会審査

ゴルフ会員権の相続は、名義変更の申し込みをすればそれだけでよいかというと、そうではありません。その後、ゴルフ場による入会審査が待っています。

通常のゴルフ会員券の取得のように厳しい審査をするかどうかはゴルフ場次第です。しかし、通常はある程度、いろいろな条件が免除されることになるようです。審査を満たさない場合には退会の処理がなされるでしょう。
 

名義書き換え変更料の支払い

最後に、ゴルフ場が指定する名義書換の手数料を支払うことになります。そうすれば、ゴルフ会員権の相続による名義変更手続きは終了です。
 

相続せずに売却するような場合には?

ゴルフ場によってゴルフ会員権を名義変更させる際でなくても売却できる場合がありますので、ゴルフ場に問い合わせをしてみましょう。
 

まとめ

ゴルフ会員権は、場所にもよりますが、大きな財産になります。

遺産分割協議書の代わりに相続同意書を要求されるなど独特の手続きもありますので、そのまま利用する場合には確実に手続きをすすめましょう。

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