介護が必要になった方必見!「デイサービス」と「デイケア」ってどう違うの?
在宅で介護をしていたら耳にすることが多い、「デイサービス」と「デイケア」名前が良く似ています。
自宅から、外出して日帰りのサービスを受けるのは同じですが、このふたつ、実は内容が少し違っています。
この記事では「デイサービス」と「デイケア」について解説いたします。
デイサービスとは
日中、高齢者の面倒をみてくれるサービスです。
デイサービスとは、別名、「通所介護」と言います。通所介護という名前の通り、昼食の提供、レクリエーション、入浴(介助)、おむつ交換や手洗いのお手伝い等の介護を行います。また、必要に応じてリハビリを行うこともあります。
通常は朝自宅まで車等で迎えに来てくれて、午後になると自宅まで送ってくれますのでとても利便性が高いです。
利用の対象者は要支援と要介護認定を受けた方
利用は要支援1~2と要介護1~5の方が対象になります。ただし、実際の利用状況を見てみると、要支援1~要介護3までの方が多く利用しています。
その理由として、要介護4、5になると、比較的重度になるため、家族からするとデイサービスのような日帰りよりも、宿泊を伴うショートステイの利用が多くなるからです。また、デイサービスはベッドがありません。(体調の変化で横になれるほどの数がある場合はある)そのため、寝たきりが中心の生活の利用者には、身体的に負担となることが多いからです。
費用は要介護3で一日1500円程度
費用ですが、利用時間によって違いがあります。例えば、要介護3で7時間の利用だと食費も含めて一日1500円程になります。
デイサービスは憩いの場のような存在で楽しみが多い
デイサービスの雰囲気は「憩いの場」のようなイメージです。そのため、気の合う高齢者同士が仲良く会話をしたり、職員が計画したレクリエーションを行って楽しむことが多いです。家族の介護負担の軽減や用事等で、依頼される場合もありますが、本人さんがデイサービスでの楽しみを見出すことができれば、自分から好んで利用されることも多いです。
利用したいときはケアマネージャーさんに相談を
基本的には担当のケアマネジャーさんに相談すれば、デイサービスの利用を含めた計画書を作成してくれます。デイサービスといっても、様々な事業所がありますので、ケアマネージャーさんに費用の面や特徴を教えてもらい、自分達に合った事業所を選択するとよいでしょう。また、自分達で調べて、希望する事業所があれば、直接そのデイサービスに問い合わせるのもひとつの方法です。
デイケアとは
リハビリ中心のサービス
デイケアとは別名、訪問リハビリと言います。デイサービスと違い、リハビリを重視したものになります。勿論、利用中はデイサービスと同じように、食事の提供、入浴(介助)、排泄の援助を行います。
デイケアでは必ず、リハビリ専門のスタッフである、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が在籍し、身体的な機能に対するリハビリを行うのです。骨折等で入院してリハビリをある程度したら、自宅に戻ることになります。そこで、さらにリハビリを希望するような状況であったり、医師からの勧めがあれば、デイケアを利用することが多いようです。
利用の対象者は要支援と要介護認定を受けた方
デイサービスと同じように、要支援1~2と要介護1~5の方が対象になります。要支援の方は介護予防として利用するように、ケアマネさんからアドバイスを受ける場合もありますが、「利用限度額」と言って、一ヶ月で使える金額のサービス量が決まっていますので、あまり多くの日数は利用できません。
デイサービスと同じように、比較的重度でない方の利用が多く、生活に意欲を持っているかたが多いです。
費用は要介護3で一日2000円程度
デイサービスとそれほど変わりません。要介護3で7時間なら、一日高くても2
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