不動産会社に見はなされた売れない物件はどうする?

売れない物件はできるだけ早く売る

建物には経年劣化という問題がありますので、時間が経てば経つほど不利になっていきます。現在のトレンドは、「安いから買う」ではなく、「高くても良い物件を買う」となっています。

売れない物件はただ待っていても売れませんので、早い段階で対策を立てて、できるだけ早く売ることが大切になります。

売れない不動産は将来どうなる?

現在でもすでに不動産は飽和状態にありますが、だからといって新しいマンション・アパートを建てるのを止め、古い不動産に住もうということにはならないでしょう。

国がそのような政策を実施すれば別ですが、経済活性化のためにはむしろ新しい建物を建てて雇用を増やしたほうがよいので、起こる可能性は低いです。

不動産が飽和状態にあるのにどんどん新しいマンション・アパートが建てられたらどうなるのかというと、古い物件・需要のない物件が淘汰されていくという結果になります。

10年後、20年後にはゼロ円でも売れない物件が出てくるかもしれません。

需要のない物件とは?

市場価値のある物件は、いくら物件の数が増えても売れなくなるということはありません。物件の数が増えて売れなくなるのは、需要のない物件です。

人口減少が進み、地域の過疎化が進むとは言っても、だれも人が住まなくなるということはありません。需要のないエリアにあるというだけで、物件が売れなくなるわけではありません。

売れない物件というのは、エリアだけでなく、管理費や修繕積立金などのランニングコストが高いマンション、築年数が経過している物件など、複数の「売れない条件」を満たしている物件になるでしょう。

売れない物件を売るための方法

不動産が売れない理由の1つに、管理費や修繕積立金が高いということがあげられます。しかも、管理費や修繕積立金は築年数が経過している建物ほど高くつくことがあり、ダブルのデメリットとなっています。

しかし、管理費はなくすことができないので、他の部分で努力をするしかありません。その方法としては、値段を下げる・不動産会社を変えてみるといったことがあげられます。

値段を下げる

売れない物件を売るのにもっとも簡単で確実な方法が、値段を下げることです。物件が売れないのは、実際の価値に比べて値段が割高になっていることが主な原因です。

不動産会社に査定をしてもらった値段よりも下げたのにまだ売れないというケースもあります。しかし、不動産会社は契約をとりたいために相場よりも高い査定額を出しているケースもあります。

そういうケースではさらに値段を下げないと売れないでしょう。

不動産会社を変えてみる

不動産会社に売る気がないというケースも考えられます。価格の設定、内覧の対応など、不動産会社が適切なアドバイスをしてくれているなら、いつまでも売れないということはないはずです。

仲介業者が本気を出して売る気がないのか、そもそも業者の能力が足りていないのかというケースでは、思い切って仲介業者を変えてみるというのも効果的な手段です。

リサイクル不動産を利用してみる

中には、10万円でも売れないような、本当の意味で不動産会社に見はなされた・取り扱ってくれない物件も存在します。そのような物件を扱うサービスとして、2016年1月に「リサイクル不動産」というサービスがはじまりました。

無料で引き取ってもらうとか、引き取ってもらうなら謝礼を出しますといった設定をすることも可能です。

まとめ

不動産会社に見はなされた物件は、放置しているとますます価値が下がって売れなくなります。建物の経年劣化という問題以外にも、人口減少・不動産の大幅な余剰という時代の影響も見逃せません。

「不動産会社に査定してもらった金額で出しているのだからいつかは買い手がつくだろう」と考えてなにもしないでいると、どんどん状況が悪化して、大きな損失を被ることもあります。

値段を下げる・不動産会社を変えてみるといったことを試してみましょう。

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