生前贈与に保険を活用して相続対策!

2015年1月から相続税の基礎控除が引き下げられました。
今までなら相続税を気にしなくてもよかった方々が、相続税を支払わなければならないというケースも増えてくることが予測されます。

相続税対策として今回は生前贈与に生命保険を利用した相続対策を3つのパターンに分けて紹介していくことにしましょう。

1.預貯金がたくさんある人向き

預貯金などの現金を生命保険金へ変えると節税になる、と言われます。
これは、どういうことでしょうか?
 

生命保険金には非課税枠がある

生命保険には死亡保険金の相続税非課税限度額があります。

生命保険とは本来、残された家族の生活保障を考慮して加入するという性質のものです。
これを考慮して死亡保険金に対しては非課税枠が設定されています。
死亡保険金の相続税非課税限度額は、「500万円×法定相続人の数」です。

たとえば、夫の死亡後、残された家族が妻と子供3人の場合なら「500万円×4」となり2

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