親と同居を考えた場合、生活費をどう分けるか?
親との同居は生活費が浮いて経済的なメリットがいっぱいです。あわせて、親を扶養家族の扱いにできれば税金が少し安くなるという節税メリットも。とはいえ、食・住を共にするのだから生活費はきちんと分けないとストレスが溜まり、せっかくの同居メリットも台無しになってしまいます。親と同居を考えた場合に生活費をどのように分ければ良いか、ベストな方法を考えていきましょう。
そもそも親と同居することでどんなメリットがある?
経済的に助かる!
親と同居する理由として良く挙げられるのが「生活をする上で経済的に助かるから」という理由です。
親の家に子世帯が入居するようなスタイルでは住居費などの本来大きな費用負担が軽くなるのは助かります。
子供を預けられる!
共働き夫婦が増えている現在では、子供を預けられることは非常に助かるでしょう。
親世帯がすでにリタイアしていれば子供を預けることができるため、保育費の節約もできるでしょう。
月平均3~4万円の保育施設に関する出費を節約できるとしたら、そのメリットは大きいでしょう。
扶養控除で節税効果!
親の所得によっては扶養控除を利用して節税メリットを得ることもできそうです。
扶養するには親の年間所得が38万円(給与所得のみの場合、年収103万円以下)という条件がありますが、親の年齢が70歳未満なら扶養控除として38万円、70歳以上なら58万円を子の所得から引くことができます。
別居していても親に仕送りをするなど、生計を一にしていれば扶養家族扱いにすることはできますが、70歳以上の別居親に対する扶養控除額は48万円。同居する方が節税面ではオトクです。
具体的な節税額は扶養する側の所得状況によりますが、所得税の税率が10%の人なら扶養控額に10%をかけた金額だけ所得税が安くなると考えると良いでしょう。親の年齢が70歳以上なら別居の親を扶養するよりも同居して扶養するほうが年間10
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