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法定相続人と遺留分の関係まとめ

遺留分 2015年12月9日 閲覧数:546
横溝正史の名作「犬神家の一族」は相続トラブルを題材にした作品として有名です。
法定相続人には一切財産を渡さずに、親族以外の人に財産を相続させる遺言があったことで「犬神家の一族」は大変なことになるのです。

しかし、法定相続人には遺留分(いりゅうぶん)が認められているので、遺留分減殺請求(いりゅうぶんげんさいせいきゅう)をすれば、いくらかの財産は相続できるはずなのです。
この記事では、法定相続人と遺留分の関係についてのまとめを紹介いたします。

法定相続人はだれがなれる?

法定相続人とは、法律的に相続する権利がある人のことで、優先順位が決まっています。
故人の親族が全員、法定相続人というわけではありません。
なお、配偶者がいる場合には、必ず法定相続人になります。

まずは、法定相続人の範囲をパターンに分けてお伝えします。
優先順位が高い順番で紹介します。
 

1.子どもがいる場合

配偶者と子どもが法定相続人となります。
 

2.子どもがおらず、親がいる場合

配偶者と親が法定相続人となります。
 

3.子どもも親もおらず、兄弟姉妹がいる場合

配偶者と兄弟姉妹が法定相続人となります。
 

法定相続人ごとの遺留分

遺留分とは

遺留分とは法定相続人に最低限認められた相続割合のことをいいます。
「犬神家の一族」のように、赤の他人に全財産を相続される内容の遺言が有る場合、法定相続人は財産をもらえなくなってしまいます。
それではあまりにも不都合ですので、この遺留分という権利が認められているのです。
 

法定相続人のパターンごとの遺留分

相続財産額が1憶円の場合の遺留分の金額をパターンごとにまとめました。

 

1.子どもがいる場合

法定相続人 遺留分 遺留分の金額
配偶者 1/4 2,500万円
子ども 1/4 2,500万円
子どもが複数いる場合は、その子ども全員での遺留分が2,500万円です。
 

2.子どもがおらず、親がいる場合

法定相続人 遺留分 遺留分の金額
配偶者 1/3 3,333万円
父母 1/6 1,666万円
父母2人合わせて、1,666万円です。
 

3.子どもも親もおらず、兄弟姉妹がいる場合

法定相続人 遺留分 遺留分の金額
配偶者 1/2 5,000万円
兄弟姉妹 なし 0
兄弟姉妹は法定相続人になりますが、遺留分は認められていません。
 

遺留分は請求しないともらえない

あなたの夫が亡くなりました。
遺言書を読むと、『全財産を愛人に渡す』と書いてありました。
配偶者であるあなたには遺留分があります。
しかし、この遺留分は何もせず、じっとしていてはもらえないのです。
 

内容証明が効果的

遺留分減殺請求という手続きをする必要があります。
口頭ですることもできますが、記録を残すために内容証明郵便を使うのが一般的です。
 

タイムリミットあり

請求を出すタイムリミットもあります。
「相続開始、および自分の遺留分が侵害されていることを知った日から1年、あるいはそれを知らなくても相続開始の日から10年」までに請求しなければなりません。
これを過ぎたら時効で権利は消滅してしまいます。
 

まとめ

故人が遺言を残している場合、この遺留分が問題となることが多いです。
法定相続人ではない愛人や福祉施設へ財産を渡すことは相続人も予期せず起こりうることです。

遺留分を侵害されている、遺留分減殺請求をしたいが具体的なやり方がわからないというときは弁護士などの専門家に相談されることをお勧めいたします。
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