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はまこ様の相続体験談:遺産相続で消える姉妹の絆

体験談 2015年12月4日 閲覧数:674

投稿者:はまこ様

これは私の母が主となる話ですが、実際に私もとてもつらい思いをしたエピソードなのでご紹介したいと思います。数年前、祖父が91歳で他界しました。その時の遺産相続の体験談です。

祖父は母と私と同居していました。私が生まれたころからずっと、祖父とは一緒に住んでいました。祖父は本当に頑固な人だったと記憶してします。祖父の職業は元大企業の社員で定年退職後はリムジンの運転手をしてしまいました。ですから、かなりお金は溜めていたと思います。

 

祖父が病気で倒れたのは80歳になる数か月前。脳梗塞で病院へ搬送され、そのまま入退院を繰り返していました。退院している期間は私と母の住む家に同居しています。祖父は85歳を過ぎたころから、もう人が変わったように日に日に衰退していくのが分かりました。痴呆も著しくあらわれ始めて、私も大変な思いをしました。

 

ここで母の家族構成について触れたいと思います。夫(私の父)は多額の借金を作り、私が10歳の頃に両親は離婚しました。それからは私と母と祖父の3人暮らしになりました。また、母には2人の妹がいます。その妹たちが祖父の死後、とんでもない言いがかりをつけてきたのです。

 

母は10年以上、祖父の介護を献身的にしてきました。母だって仕事が忙しいのに、娘の私から見ても痛々しいほど祖父には尽くしていたと思います。その間、母の二人の妹たちは全く我関せずと言った感じでした。祖父の入院中にお見舞いにくることもほとんどありません。一人の妹は電車で10分程度のところに住んでいるにも関わらず、全く介護を手伝う気配はありませんでした。例えば、母がどうしても仕事を休めない時、力になってほしいと妹たちに頼んでも必ず断られてしまいます。ですから、私が代わりに介護をよく手伝いました。

 

そんな経緯の中、祖父は91歳で天寿を全うしました。さて、そこで遺産の問題が浮上します。祖父の遺言には、面倒を見てくれた母に少し多めに振り分けるようにと書かれていました。ところが、妹たちは意義を申し立てました。私たちだって同じ娘だし、お姉さんは家を買わなくてすんだわけだから多めに貰うなんて理不尽。折半でないと気が済まない。2人の妹たちはそういってきました。それからの経緯は省略しますが、結局母は遺言通り祖父から譲り受けた遺産から、平等になるように差額を妹たちに支払いました。

 

それから姉妹の中はぎくしゃくしてしまいました。母としても釈然としなかったと思います。もちろん、妹たちだって納得できなかったことでしょう。

 

それから10年以上たつ今でも、姉妹の絆は復活していません。

オール相続からのコメント

遺言には、体験者様の母の寄与分(=献身的な介護)を考慮して書かれたものと理解できます。一方、他の相続人の方から見れば、特別受益(=家を買わなくてすんだ)があったと主張されたと思います。遺産分割では、個々の事情を勘案した内容が大切ですね。

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