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香典の金額相場まとめ。香典袋の書き方、入れ方、渡し方のマナー

お墓・葬儀・終活 2015年12月4日 閲覧数:5190

お葬式の際に必ずつきものなのが「香典」ですが、いざとなると「いくら包むべきなのか」「香典袋の書き方はどうするのか」「香典の入れ方は?渡し方は?」などとわからなくなることがよくあると思います。いざという時に慌てることのないよう、ここでは香典の相場やマナー等についてご紹介していきます。

そもそも香典とは何か

香典とは「故人の霊前に供える金銭」のことです。「香」という文字からもわかるように、かつては線香や抹香を備えていましたが、現代では何かと物入りになりがちな葬儀に際して相互扶助的な意味合いを込めて現金を不祝儀用の水引を結んだ袋に入れて供えています。なお、香典を入れる袋を一般的には「香典袋」という呼び方をします。

香典はいくら包むべきか

香典について多くの人が悩むのは「いくら包むべきなのか」ということでしょう。

香典の金額は故人との関係性によって大きく変わってきます。例えば「近所の人」や「会社関係、学校関係の付き合いの人の親族の人」が亡くなった場合は3,000円から5,000円程度になります。これが香典としての最低ラインと言えるでしょう。次に「親しい友人や知人の親族の人」や「同じ会社、学校の人」が亡くなった場合は5,000円から10,000円程度になります。ここまでが概ね「家族、親族以外の人」が亡くなった場合の香典の相場です。家族、親族以外の人が亡くなった場合は多くても10,000円、ということになります。

ここからは「家族、親族」が亡くなった場合の香典の相場です。まず「祖父母も含めた親族」が亡くなった場合は10.000円から30,000円程度です。次に「兄弟姉妹」が亡くなった場合ですが、これは30,000円から50,000円です。最後に「両親、もしくは子」が亡くなった場合は50,000円から100.000円となります。

どこを見ても金額にある程度の幅がありますが、これは自分と相手の年齢や社会的立場の差、関係性の深さなどを考慮して決めれば良いでしょう。例えば近所の人でもお互いの家を行き来するような関係だったのであれば5,000円、挨拶を交わす程度の付き合いだったのであれば3,000円、という具合です。親族の場合も同様で、毎年盆暮れ正月には必ず会っていたような人であれば30,000円という金額は妥当でしょうし、生まれてから数えるほどしか会ったことがないのであれば10,000円、という判断でも良いかもしれません。また、親族に関しては、特に若い人は、年長者が亡くなった時にあまり高額な香典を出す必要はありません。10,000円か30,000円かで迷ったら10,000円で大丈夫です。祖父母に対する香典の金額が低くなっているのはこのような理由もあります。年齢が40代より上で、故人とは浅からぬ関係である、という場合は、故人が身内でも他人でも上限いっぱい(5,000円から10,000円なら10,000円の金額を包んでおいた方が無難かもしれません。あるいは同じような関係性の人たちで話し合って金額を揃える、という方法もあります。

ただし地域によっては香典の金額に独特のルールがあるところもあります。そのような場合は上記の限りではない点に注意して下さい。不安な場合は詳しそうな年長者や葬祭業者のスタッフに確認すると良いでしょう。そして香典の金額に「4」と「9」と「偶数」は入れないようにして下さい。これは「死」「苦」「割」「切」に通じる「忌み言葉」ということで気にする人も多いからです。

香典の包み方

香典は不祝儀袋、通称「香典袋」に入れて持参します。香典袋には「御霊前」と書かれたものと「御仏前」と書かれたものの2種類がありますので、間違いないように注意して下さい。「御霊前」は通夜や葬儀・告別式に供えるもので、「御仏前」は四十九日法要が過ぎた仏に供えるものです。ただし浄土真宗だけは「霊」という概念がないため、通夜、葬儀・告別式でも「御仏前」を使います。

香典袋は表側には自分の名前をフルネームで、裏側には住所と名前(ここもフルネーム)、香典の金額を書きます。フルネームで書くのは、香典を整理する係が作業をしやすいようにするためです。金額の記入も同様です。住所が必要なのは、後日香典返し等を送るためなので、ここも必ず記入するようにします。なお、金額を記入する際は漢数字を使います。「1万円」や「10,000円」ではなく「壱萬円」と書くのがマナーです。香典袋の中に内袋が入っている際も全て同じようにします。

そしてお札ですが、肖像画がない裏側を前にして入れて下さい。つまり香典袋を裏返しにして開いた時、肖像画が見えるようにするということです。香典袋に入れるお札について、よく「ピン札は死ぬのを待って用意してように思われるから使ってはいけない」という人がいますが、今では逆に皺や折り目の入っているお札を入れる方が失礼だ、という人の方が多いようです。ピン札でも問題はないでしょう。

最後に香典袋の閉じ方ですが、上包みの折り返しは絶対に「上を下にかぶせる」状態にして下さい。つまり「下向きにかぶせる」ということです。結婚式等に持参する祝儀袋は「下を上にかぶせる」ので、完全に逆になります。「弔事では悲しみを流すために下向きにかぶせる」と覚えておくと良いでしょう。

香典の渡し方

香典は「袱紗(ふくさ)」という専用の袋に包んでもっていくのが正式なマナーです。袱紗は慶事にも弔事にも用いるもので色も様々ですが、香典を包むのは寒色系の色のものになります。ただし紫はどちらでも使えるとされていますので、これから袱紗を用意するのであれば紫が無難です。

香典は通夜や葬儀・告別式の際に受付で渡すことになりますが、その際はバッグや背広の懐から袱紗に包まれた香典袋を取り出し、右手に袱紗をのせ、左手で袱紗を開いて中から香典袋を取り出します。そして相手から見て正面向きになるように向きを変えて渡しながら「この度は誠にご愁傷様でございます」と挨拶を述べます。もしも言いにくい場合は「この度は大変お気の毒でした」「この度は大変残念です」という程度であれば失礼にはあたらないと思います。このような場面では照れや恥じらいからきちんとした言葉を述べられない方が逆にみっともないので、きちんと誠意を込めて哀悼の言葉を述べるようにしましょう。

まとめ

冒頭にも申し上げたように、香典には相互扶助的な意味があります。もしもの時は自分が香典をいただく側になることもあるわけです。従って「もしも自分が受け取る側だったらどう思うか」ということを考えれば、金額等の悩みについては自ずと答えが出るはずです。その他の細かいルールやマナーは結局「知っているか、知らないか」という問題なので、これを機会にぜひ覚えるようにして下さい。

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