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必須!個人間でお金を貸し借りする際の借用書の書き方

マネー 2016年5月12日 閲覧数:245

個人間でお金を貸し借りすることはよくあるものです。

しかしながら、少額ならともかく、ある程度以上の大金の貸し借りをする場合には、個人間であっても借用書を作成しておくことが必須となります。

このページでは借用書の必要性や書き方などについてお伝えします。

借用書はなぜ必要か

借用書は、お金の貸し借りがあったことを証明する書面であり、仮に、相手方が「お金の貸し借りなどしていない」としらを切ったとしても、借用書が、お金の貸し借りの有無や、そこで交わした条件について証明してくれるためです。

これを突き付ければ、相手方が借金の存在について認める可能性が高くなりますし、仮にそうでなかったとしても、裁判に持ち込んだ場合の勝訴の可能性が非常に高くなります。

借用書は、「借用証書」や「借用証」とも呼ばれる場合がありますが、その意味は同じです。

借用書の書き方

借用書には、相手方と争いが生じやすい事項について記載するのが通常です。

例えば、

  • 貸し手と借り手が誰なのか
  • 金額はいくらか
  • いつ貸したのか
  • 返済方法はどうするのか
  • 返済期限はいつか
  • 利息の有無やその割合

などです。

以降、順に説明してきます。

貸し手と借り手を必ず記載する

まず、貸し手と借り手については、必ず記載するようにしましょう。

一見問題にならないようにも思われますが、相手方が「自分が借りたわけではない」とか「借りたのは自分ではなく他の人だ」と主張する可能性があるためです。

金額についても必ず記載する

金額については言うまでもありませんが、相手方が完全にしらを切った場合はもちろん、「そんなにたくさん借りていない。」と主張する場合に、正当な金額を要求できるようになります。

日付についても記載をする

いつ貸したか否かも重要になります。

これは、例えば貸し手と借り手が複数回にわたってお金の貸し借りをしていた場合に、どの時点で貸したお金なのかを識別するためです。

支払いが遅れた場合の利息の金額に影響してくるため、むしろ借り手にとって重要となります。

ずっと昔の借金が残り続け、新しい借金から返済で解消されていくとなると、昔の借金について遅延利息が生じ続けることになります。

返済方法もできれば記載をする

返済方法については、無用の混乱を避けるためにも記載するようにしましょう。

現金で直接支払うのか、銀行口座に支払うのか、銀行口座に支払う場合の口座はどれなのか、できる限り方法を明示しましょう。

方法を明示しない場合、相手方が口座に振り込んだつもりでも、貸し手がそれに気づかずに利息と一緒に返済を要求してくるような混乱が生じることも想定されます。

返済期限は必ず記載をする

返済期限については、むしろ借り手にとって非常に重要です。

借り手としては、その期限までにお金を用意しておければよいのであり、それより前に貸し手が返済を求めてきた場合でも、返済期限がまだ来ていないことを主張して、返済を拒むことができるからです。

また、返済期限は貸し手にとっても重要な意味を持ちます。

それは、返済期限を過ぎた場合、遅延利息を借り手から支払ってもらうことができるようになるというものです。

遅延利息とは、遅延損害金とも呼ばれますが、民法第419条第1項に規定をされています。

これは、当事者間において借用書などで特に定めることをしなくても、返済期限を過ぎれば、個人間であれば年5%の利率での遅延損害金を請求できるようになるというものです。

この利率は、法律に違反しない限度で、当事者間で自由に定めることができます。

また、返済期限については、例えば借り手が分割で返済する約束になっていた場合に、その約束を守らなかった場合に、全額分の期限が到来するといった定め方をすることもできます。

なお、当事者の意思によって返済期限が到来するタイプのお金の貸し借りもないわけではありませんが、無駄な争いを避けるためにも、明確に定めておくことが望ましいといえます。

利息についてはない場合でも記載をする

利息については、前述の遅延利息についての利息の割合を記載する場合のほか、返済期限がくる前から生じる貸金業者などからお金を借りる場合に支払う、通常の意味での「利息」について記載します。

個人間の場合にそういった利息の支払いを約束することはあまりないかもしれませんが、利息がある場合にその割合について記載することはもちろん、ない場合であっても、ないことをしっかりと明記しておきましょう。

借用書の形式など

借用書の体裁は、特に定まったものがあるわけではありませんが、契約書のように、条項を用いて書かれることが多いです。

インターネットでひな形を見つけることもできるので、そういったデータを利用するとよいでしょう。

個人間で作成する場合には、難しい体裁を整えようとするのではなく、これまで述べた要素について争いが生じないように、もれなく明確に記載することを心がけましょう。

金額については、アラビア数字を記載すると改ざんされるおそれもあるため、漢字の「壱」や「百万円」などの改ざんが難しい字を使用するようにしましょう。

また、借用書には、当事者で確かに約束していることを証明するため、銀行印や拇印など押して作成するようにし、貸し手と借り手で同じものを各1通ずつ保管するようにしましょう。

まとめ

このページでは借用書の必要性と書くべき項目、形式についてお伝えさせていただきました。

金銭トラブルを避けたい場合には必ず借用書を書くべきです。このページを参考に借用書の書き方をマスターしてください。

 

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