menu

相続の専門家を検索

「納骨」について知っていますか?抑えておきたい基礎知識

お墓・葬儀・終活 2016年5月24日 閲覧数:656

納骨とは、遺骨をお墓の中に埋葬することです。

お葬式を終え、火葬を終えると、遺骨はひとまず自宅に持ち帰って祭壇に祀ります。

(地域によっては、火葬当日に遺骨をお墓に埋葬することもあります)

ここでは納骨に関する基本的な知識をまとめてみます。

納骨のケース別時期

納骨の時期については、決まりはありません。しかしながら、それぞれの事情によっては検討事項も異なるでしょう。

以下ケース別に解説いたします。

お墓のある方は遺族の望むタイミングで納骨を

中には寺院が「いついつにしなさい」と指示することもあるかもしれませんが、ほとんどの場合は遺族の方の望むタイミングで行われます。

多いのは、四十九日法要や1周忌、3回忌などの区切りとされる年期法要に日に合わせて執り行います。

また、彼岸やお盆の時期に合わせてされる方もいます。

お墓のない方は2ヶ月かかるお墓の建立後に

お墓を持たない方はまずはお墓を建立しなければなりません。

お墓の建立に要する日数は、石材店にもよりますが、契約から約2ヶ月程度でしょう。

当然契約にいたるまでにも、墓地を決めて購入し、石碑のデザインなどの打ち合わせもあります。

時期に決まりはありませんので、施主の望むタイミングでよいのですが、たとえば「三回忌の時に納骨するぞ!」と決められたのならば、そこから逆算して、墓地探しや、石材店の選定をしていきましょう。

お墓がなく遺骨をずっと家に置いておくことも可能

よく尋ねられる質問です。

法律で「いついつまでに遺骨を埋葬しなさい」とは定められていないので、ずっと家に置いていても構いません

しかし問題はむしろ、遺族側の心理的負担です。

遺骨がずっと家にある間は、お葬式からの区切りがつかない、とはよく聞かれることです。

最愛の人を亡くし、大切な遺骨をなかなか手放せない、という方もいらっしゃるでしょう。

もちろん、気持ちが落ち着くまで遺骨を自宅に置かれていても構いません。

ですが、いつかは意を決して納骨して差し上げましょう。

遺された私たちは、死別の悲しみを乗り越えて生きて行かなければなりません。

いつまでも遺骨が生活の中にあると、私たちはお葬式の時の悲しみをずっと引きずってしまいます。

納骨とは、故人のためにも、私たちのためにも、大切な区切りの儀式でもあるのです。

納骨式までにしなければならないこと

日程の決定はお寺と相談

日程の決定は、寺院との相談の上で取り決めます

納骨式には寺院を招いて法要をしていただきます。

戒名や命日などを墓石へ彫刻

納骨式までに、故人の戒名や命日などを墓石に彫刻します。石材店に手配しましょう。

仏石に彫刻する場合には、工事に入る前に寺院に「性根抜き」をしてもらわなければなりませんので、早めに寺院に連絡しましょう。

納骨の手伝いとして石材店へ手配

彫刻工事だけでなく、納骨の手伝いが必要な場合はあわせて石材店に依頼しましょう。

納骨するためにはお墓の一部を動かさなければなりません。

墓石の石材は相当に重いため、石材店にお願いするのが賢明でしょう。

塔婆の手配

塔婆とは、墓地に立てかける木製の板です。

故人の菩提を弔うために、施主名を書いた上で、故人の戒名や梵字や経文を書きます

納骨時に塔婆を立てる風習がある地域では、塔婆の手配を事前に寺院にしておきましょう。

塔婆は寺院が一枚一枚手書きにしますので、早めに伝えるのがよいでしょう。

会食の手配

もしも、納骨式のあとに参列者で会食をする場合には、その手配もしておきましょう。

 

納骨は、壷のままか、土に還すかを選択

納骨は、石塔の地中に作られた「カロート」と呼ばれる空間に納めるのが、現代のお墓では一般的です。

カロートの中への納骨方法は主に2つあり、壷のまま納めるケースと、さらしの袋に移して土に還すケースとがあります。

どちらにするかは、地域の慣例や、寺院の意向もあるのでそれに沿う形で行いましょう。

もちろん、昔ながらの土を掘って埋葬するケースや、九州や沖縄地方のような地上に納骨堂がある大きな石塔タイプのものもあります。

すべてがカロートへの納骨ではないようですね。このあたりも地域差があります。

納骨にかかる料金の相場

○寺院への納骨法要の謝礼 3万円程度

○寺院へのお車代、お膳料 それぞれ5千円〜1万円程度

○寺院への塔婆代(1枚) 3千円〜5千円

○寺院への性根抜きの謝礼 5千円程度

○石材店の彫刻工事費   4〜5万円程度

○石材店の納骨手伝い費  1万円前後

と、これらはあくまでも相場です。

地域性、寺院の意向、施主のお気持ちなどによって変動することもあるでしょうから、あくまで参考程度にしていただければさいわいです。

納骨式当日に用意するもの

○喪服…年期法要などを兼ねる場合は喪服を着用しましょう。

○遺骨…絶対に忘れてはならないものですね。風呂敷などに包んで持参するのがよいでしょう。

○念珠…仏事では必須のアイテムです。

○供花…1対用意しましょう。

○供物…故人の好物だった物を供えて差し上げましょう。

○線香やローソク

納骨式は納骨、読経、焼香でおわり

納骨式の流れはいたってシンプルです。

カロートへの納骨、寺院の読経、遺族の焼香やお参り、といった具合です。

読経時間も早ければ15分、長くても30分程度でしょう。

新しくお墓を建てられて、お墓の開眼法要と、故人の納骨式をかねて行う場合にはもう少し時間がかかるかもしれません。

まとめ

納骨式は、故人の遺骨を土に還すという大切な儀式です。

少しでも多くの方に来ていただいて、故人様を送って差し上げたいものですね。

この記事について
オール相続の最新情報をお届けします。

マニュアル・手続き書類ひな形、無料プレゼント中!

オール相続では、相続・終活の手続き方法や重要なポイントについて解説した冊子を無料配布しています。

「誰がいくらもらえる? 」「相続税はいくらから?」「手続きのスケジュールは?」

また、自分でも手続きができるように各種書類のテンプレート・ひな形をマイページから無料でダウンロードできます。

オール相続のメルマガに登録!

相続・資産に関するお得な情報や、限定セミナーのご招待などをお届けします。

メールアドレスは abc@example.jp の形式で入力してください

「お墓・葬儀・終活」に関する他の記事

「お墓・葬儀・終活」に関する相談Q&A

ページトップへ

Copyright © 2015 All Partners Inc. All Rights Reserved.