オノヨーコの祖先は安田財閥!小野家の家系図を紹介

世界で最も有名な日本人ともいわれるオノ・ヨーコ。
芸術家であり、ミュージシャンであり、平和活動家です。82歳になる今も第一線で活躍していますが、実は名家の出身でもあります。
今回は小野家の家系図をご紹介します。

なお、現在、東京現代美術館で『オノ・ヨーコ 私の窓から』という展覧会が開催されています。
ぜひ、オノ・ヨーコの世界に触れてみてください。


 

父・小野英輔は銀行家

オノ・ヨーコの両親は小野英輔、磯子夫妻。小野英輔は東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)の前身である横浜正金銀行の銀行家でした。横浜正金銀行は第二次世界大戦において、外国通貨を収集する機関であり、その頭取は日銀総裁になるともいわれていたそうです。

この小野英輔の父、すなわちオノ・ヨーコの父方の祖父は小野英二郎で元日本興行銀行の第四代総裁です。

母・小野磯子の家系は旧安田財閥

驚くべきは小野英輔の妻磯子の家系です。

日本経済史で旧4代財閥といえば、三井、三菱、住友、安田。
このうち、安田財閥は安田善次郎の創業によります。

安田善次郎は富山県富山市出身で父親は下級武士でした。奉公人として江戸に出てしばらくたってから、両替商に勤めます。

やがて安田銀行(後の富士銀行)を設立します。この安田銀行は富士銀行を経て現在のみずほフィナンシャル・グループに発展し、損保会社は損保ジャパンに、生保会社は明治安田生命保険、そして不動産分野では東京建物に発展していきます。

そういえば、東京大学の安田講堂はこの善次郎の寄付によるものですが、生前は、匿名であることを求めてました。善次郎の死後に安田講堂と呼ばれるようになったようです。

この安田善次郎ですが、1921年暗殺されます。

この善次郎の二女暉子(てる)と結婚したのが伊臣貞太郎ですが、結婚と同時に安田家の養子となり安田善三郎と名のります。この善三郎は税金の支払実績から貴族院議員となります。

安田善三郎と暉子の子が、オノ・ヨーコの母磯子になります。
つまり、オノ・ヨーコは安田財閥創始者・安田善次郎のひ孫にあたることになります。
 

オノ・ヨーコの芸術家としての素養


オノ・ヨーコの素養は小さい頃のピアノだったと言われています。
父の英輔は銀行家の前はピアニストといわれています。

主にドイツの音楽に親しみを感じ、ヨーコも習ったようです。
後に、サンフランシスコに両親と赴任した時は、ピアノが楽しかったようです。

なお、学習院大学の哲学科を中退し、サラ・ローレンス大学に入学したオノ・ヨーコはそこでピアノや詩を学びました。

オノ・ヨーコの3回の結婚

1956年サラ・ローレンス大学在学中、作曲家の一柳慧と一度目の結婚をします。
この一柳慧はジュリアード音楽院を卒業した天才音楽家といわれ、日本音楽会の発展に貢献します。2008年には文化功労者として表彰されています。

二度目は1962年ジャズミュージシャンのアンソニー・コックスと結婚します。
実際には、一柳との離婚が成立しておらず、1963年に正式結婚となります。
コックスとの間にはキョーコという娘がいますが、キョーコは安田善次郎の玄孫となりますね。

そして、1969年ジョン・レノンと結婚します。
ジョン・レノンには前妻がいましたから、W不倫の状態が続いていました。

結婚当時は、ベトナム戦争に反対する運動「ベッド・イン」などを展開していましたので、彼女の活動そのものの延長の中に結婚というものがあったのかもしれません。
ジョンとの間にショーンが生まれるのはジョンと一度別れた後の1975年。
当然、ショーンも安田善次郎の玄孫になります。

ビートルズ解散とその後

1970年ビートルズが解散します。
ジョンとヨーコの活動が解散の原因になったのではと非難されたそうです。

そして1980年12月8日にジョン・レノンは暗殺により死去します。

なお、ジョン・レノンに関する遺産はヨーコが相続し、今後はキョーコとショーンに引き継がれていると思われます。

ジョンとヨーコの二人が残した功績と世界的遺産は、今後も人類の希望として残っていくでしょう。

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