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葬式パンを知っていますか? 葬儀・法事の風習と遺産相続

ニュース・コラム 2016年1月10日 閲覧数:788
「夫の両親や親せきの葬儀に出て、まったく知らない風習・しきたりがあって驚いた」
そんな話を耳にしたことはありませんか?
遺産相続の際にも、自分が生まれ育ったところと違う土地の、死に対する考え方・相続に対する考え方を知っておいた方がいい場合があります。そうした風習をテーマにしたコラムを随時お届けしていきます。

時代とともに変化する風習

地域独自の文化

冠婚葬祭における風習・しきたりは、長い歴史・生活習慣の積み重ねとともに、その地域独自の文化の一つとなっています。
それらは固定されたものでなく、時代が変わり、社会が変化するととともにアレンジされたり、もととは少し異なる形で、その土地の人たちの生活と関わっています。
 

葬式まんじゅう

たとえば葬式まんじゅうなども一例です。現在、都市部では葬儀の参列者に葬式まんじゅうを配ること自体が少なくなっていますが、伝統を大切にする地方では、まだその習慣が根強く残っているところが少なくありません。
また、土地によってはまんじゅうでなく、古くはお餅だったりすることもあります。
 

山陰地方の風習

岡山県の北部や鳥取・島根などにかけての、いわゆる山陰地方では、昭和の前半――戦前まで、お葬式や法事の際にあんこのついたお餅をふるまう風習があったようです。
しかし、戦後、高度経済成長時代に入り、物が豊かな時代・家族が分化される時代になると、こうした風習・しきたりを守るのに手間ひまをかけることが少なくなってきました。それに合わせてこの風習が変化していきます。
 

葬式パン・法事パン

葬式パンの登場

そうして登場したのが「葬式パン」「法事パン」です。これはかつての「葬式もち」がパンにアレンジされたものと考えていいでしょう。
つまり、葬式や法事のたびに、わざわざ餅をつくのは大変だと言うことで、昭和30年頃から手軽に買える上に、日持ちする便利なパンに置き換えられ、それが定着したのです。
 

時代とともにバラエティ豊かに

当初はおもち・まんじゅうからの伝統を引き継ぎ(?)、あんパンに限られていたようですが、現在ではジャムパン、クリームパン、メロンパンなど、日持ちする菓子パンなら何でもよしということで、バリエーションが豊富になってきました。
 

パン屋さんも売り出し

これらの地域のパン屋さんでは、お彼岸の時期などは「法事パン」と銘打ってこうしたパンを売り出します。その様子はネット上のブログやSNSなどでもちょくちょく写真付きで紹介されており、掲示板サイトでは主婦や子供の間でちょっとしたおしゃべりのネタにもなっているようです。
何の変哲もない、ごくありきたりの市販の菓子パンなのですが、葬式パンと言われると、なんだかめったに食べられない特別なもののような気がしてくるから不思議です。
 

まとめ

「郷に入れば郷にしたがえ」という言葉がありますが、その土地の文化・習慣を理解しているか否かで、人間の感情は変わるものです。
遺産相続の際、親戚などと話し合う場合も、相手の文化を理解しているか、一度でも同じ体験をしたことがあるかで、受け止め方が変わってくることもあるでしょう。
葬儀・供養の風習・しきたりに関する知識は意外なところで役に立つかもしれません。
(参考出典:月刊仏事2016年1月号)
 
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